🌸🌸占いサロン彩華の庵🌸🌸
🥒お盆のお話し🍆
お釈迦さまの十大弟子の一人、
木蓮尊者(もくれんそんじゃ)が、
神通力をもって、
亡くなった母のようすを見てみると、
母親は餓鬼道に落ちて、
やせ細って苦しんでいました。
ある時この木蓮尊者は、
亡くなった自分の母上の事をふと、
ご心配なされたのであります。
この方のお母さんはこんな立派な木蓮尊者を産み育てた方に似合わず、
大変悪い人でした。
生前は、悪いことはあらゆる事をしたのです。
人を騙し、人を刺し、人を憎み、人を罵ったのです。
ですから亡くなられてからもその霊は迷い、
地獄の底で苦しんでいたのであります。
悪をなした報いでありましょう。
頬はこけ、身体は痩せて針金のようになり、
虫の息で苦しんでいるのです。
木蓮尊者はこのことをご自分の神通力によって知り、大変悲しまれました。
悪の報いとはいえ何という気の毒なことだ。
何とかしてこの苦しみをなめている母を救い出したいものだと考えられた木蓮尊者は、
色々な果物や野菜や、飯食をお供えになり、
ご供養をされました。
ところがお供物をお母さんが食べようとして、
口元にもって行くと、
それらは直ぐ火と変じて食べることができなくなってしまします。
お母さんは餓鬼道に落ちておられたのです。
これを見た木蓮尊者はこのことを
お釈迦さまに相談申しあげたたのです。
お釈迦さまは、
「それは気の毒なことだ。今の母を救うには悪の懺悔と供養しかない」
と申されたので木蓮尊者は、
直ちにその母のなした悪を懺悔しました。
そして2000人の僧侶を招いてご供養されたのです。
そうすると地獄の底で苦しんでおられたお母さまが
たちまち天上に生まれ救われたということです。
おどろいた目蓮尊者は、
食べ物をあげようとしますが、母が食べようとすると、食べ物は炎となってしまい、どうしても食べることができません。
思いあまった尊者がお釈迦さまに相談すると、
お釈迦さまは、
夏安居(げあんご;4月16日から3ヶ月間、僧侶が室内にこもって修行する期間)
のおわる7月15日に修行僧に飲食を供養すれば、その功徳によって母は救われるであろう、と教えられました。
目蓮尊者は、お釈迦さまの教えにしたがい、
夏安居のおわる、
7月15日(旧暦なので、現在のお盆ですね)
僧侶に飲食を供養し、
その功徳によって
母も餓鬼道の苦しみから救われました✨✨✨✨
それが、
施餓鬼供養の始まりです。
盆踊りは、施餓鬼供養になるのです✨✨✨✨
✳️大楽寺さまでは、
365日、連日、施餓鬼供養を修法されているので、
一歩、境内に足を踏み込むと、
フローラルの大変良い薫りに
すーっと、肩の重みが消え、
癒されます✨✨✨✨
施餓鬼供養は
大変、素晴らしい修法なんですね🎵🌸🌸
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