病気平癒 | 占いサロン彩華の庵SAIKA 豊前市

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神社のお守りには、
「平癒」と
書かれているものがあります。

わたしは

護摩木に、

『病気平癒』

と、書きますが

普段はあまり使わない言葉ですよね✨✨✨✨


江戸時代の病気に対する態度は
これでした。

「闘病」なんて言葉は
当時はなかったようですね。

闘わずして勝つ❗


「平癒」について杉浦日向子さんが
こんな風に語っています。

「病とは、外からやってくるものでは
なく、
もともと体の中に同居していた
小さな身内だった」


という感覚。


どんな病も自分の内側にいって、

「こんな暮らしをしていると、僕は
ちょっと苦しいです」

みたいに困った顔をしてでてくる。


この招かざる身内の「病くん」に対し、
何者かを知り、
用件を尋ね、

自分のどこがいけなかったのかを知り、

なるべく早く元の場所にお引き取り
願えるようにしてあげる。


これが「平癒」です。 

江戸時代は、シラミを潰すにも
「バチがあたる」と考えました。

多少、こちらが痒い思いをしても、
許せる範囲内での共存を考えていたようです。


それでいて、世界最高水準の
清潔な都市だったのは、手洗い、
掃除洗濯、布団干しなどが日課。

銭湯は、最低1回、大抵は朝晩2回行き、
隠居をすれば、銭湯か
蕎麦屋で暇をつぶしていました。

老いを、喜怒哀楽の場数を踏む
ことと考えたので、若い人が
年寄りに相談にいく。

それが落語に取り入れられ、
若者はいつも失敗しながらも
楽しいコミュニティを展開していく。

隠居になれば、酒を飲みたい
ときに飲み、束縛から離れていく。

そして、ものをどんどん若いもの
にくれてやり、持たず、悩まなず、
昨日できたことが、今日はできなく
なる老いを受け入れながら、

みんなに看取られて亡くなります。


誰もが人の死ぬことの悲しさを
御隠居たちから学びました。

これが本来、日本人が大切にしてきた
生き方なんですよね。


コロナウィルスのおかげで
こうした「絶対」的なものがくずれ、
購買意欲も変化し、
コミュニティのあり方も変わった。


何より人の「死生観」が変わったことで、

日本のコロナ対策は、江戸に
ならい、

「平癒」に近い方向に向いています。


「ロックダウン」して「撲滅」される
のではなく、自分の中の身内が怒っている
間は、
彼のいうことを聞いて、手洗いをし、
余分な外出を控え、

仕事の効率化をはかる。

これが「令和の平癒」ではないかと
思うのです。

戦闘態勢を煽らないように

平癒を祈ります✨✨✨✨




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