福岡県豊前市より
占いサロン彩華の庵です🌸🌸
今年の四国八十八箇寺お遍路さんは
4月10日から1週間です🌸🌸
最後の日には高野山に一泊します。
そろそろ
お遍路さんの風が吹き始めていますね✨✨
皆さまのお悩みを浄化し
大好きなお大師さまの懐で癒されて参ります✨✨
と言う訳で
今日は世界の『四代巡礼地』の紹介です🎵
巡礼―――それは本来聖地を目指す宗教的行為ですが、
最近は信仰に関係なく観光や目標達成のために巡礼する人たちもいます。
1, サンティアゴ巡礼(camino de Santiago)
スペイン北西部ガリシア州に位置する「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」はキリスト教の三大聖地のうちの一つです(他2つはエルサレム、ローマ)。
巡礼の歴史は深く、イエス・キリストの十二使徒の一人の聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)がエルサレムで殉教したあと、その遺骸はガリシア地方に埋葬されたと言われています。
この話がヨーロッパ中に伝わり、最盛期には年間50万人もの人々が訪れたそうです。
現在でも巡礼は盛んに行われており、多くの人は徒歩ですが、自転車を使ったり中世のように馬やロバに乗って巡ったり、様々なスタイルで巡礼が行われています。
巡礼をする際には巡礼証明書に各教会でスタンプをもらい、巡礼のシンボルでもあるホタテガイをぶら下げて巡礼します。
最終地点の「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」には聖ヤコブの墓があり、
イスラム教徒に破壊された後、長い年数を経て現在の姿になりました。
スペイン最高峰のロマネスク様式の教会が、巡礼をした人々を迎えてくれます。
約1ヶ月の長旅の達成感もあり、この教会の前で休息する人もちらほらいるそう。
2, エルサレム ヴィア・ドロローサ(via drorosa)
イスラエルの聖地エルサレム、ここはイエスキリストが裁判で有罪の判決を受け、十字架を背負おって歩いたという道があります。
それが、旧市街イスラム教徒地区からキリスト教徒地区へと続くおよそ1kmの「ヴィア・ドロローサ」(悲しみの道)です。
「ヴィア・ドロローサ」には、聖書の記述や伝承に従って、14留が指定されており、出発点はローマ総督ピラトの官邸、終着点はゴルゴダの丘です。
イエスはゴルゴダの丘にて磔刑(はりつけの刑)で処刑されるのです。
ゴルゴダの丘とされる場所には、現在、聖墳墓教会があります。
この聖墳墓教会はキリストが処刑された地と言われ、キリスト教最大の巡礼地です。
厳かな雰囲気で、イエスの最期の場所と伝えられていることから、熱心な信者たちがこぞって集まります。
3, メッカ巡礼(Makkah)
イスラム教にとって巡礼は「ハッジ」と呼ばれており、人生のうちに1回はメッカ巡礼を義務付けられています(ただし巡礼を実行できる体力や財力がない人には強制されないそうです)。
サウジアラビアのメッカはイスラム教最大の聖地であり、ムスリムはメッカの方向に向かってお祈りをします。
昔はメッカへの道のりは砂漠であったため、途中で飢餓などで死んでしまうほど過酷なものでした。
今は交通機関の発達により、スムーズに行くことができるようになったそう。
しかし年に一度、世界中のムスリムたちが一同に会するため、感染症の発生の危険性が高くなります。
今も昔も、過酷な巡礼であることは変わりはないのです。
4、四国八十八箇寺 お遍路巡礼
日本でも時間をかけて歩いて巡る巡礼もあります。
流行りのパワースポットの伊勢神宮や出雲大社のように、一日で訪れることのできるスポットではなく、
四国八十八箇所のような空海ゆかりの地をじっくりと歩く「お遍路」がまさにそれです。
このお遍路は江戸時代に流行し、
全部で1400kmほどで、ルートも様々。
徒歩では40日間で歩き回ることができます。
…ところでなぜ八十八箇所なのでしょうか?
諸説ありますが、
「男性の厄年である42歳と女性の厄年の33歳と、子供の厄年である13歳を合計すると88になるから」という説や
「米という字を分解して88になるから」という説などがあるそうです。
四国をゆっくり巡礼することで各寺の遺産や山や川の自然に癒されます✨✨
巡礼中に出会う人たちとも触れ合いや
自然の雄大さや宗教遺産の崇高さを魂レベルで感じます✨✨
ブログにお越しの皆さまに
愛と幸運のシャワーが降りますように☔☔