寂しがりやの天邪鬼(あまのじゃく) | 占いサロン彩華の庵SAIKA 豊前市

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今日は天邪鬼(あまのじゃく)のお話しです。






こちらは
七福神の中のお一人。
毘沙門天さま。

足元を見ると何かを踏みつけにされていますよね?

実は
これが天邪鬼(あまのじゃく)なんです。







お寺さんの山門にいらっしゃる仁王像や仏教を御守りする四天王陣も
ちょくちょく天邪鬼を踏みつけにしていらっしゃいます。

 
天の邪鬼は仏教の教えや
それを信じる人々に害をおよぼす邪鬼であるいわれていて
日常生活でもアマノジャクという言葉が使われていますが、実はここから出ています。

この天邪鬼のモデルは、毘沙門天の鎧の腹部にある鬼面だといいます。


その性格はひねくれている上狡賢く、
人の心を読み取って悪戯をしたり
人の言うことに対しワザと反対のことを言い返すのが得意。

裏を返せば無邪気。
子供の頃に居た男の子のようでもありますが
見方を変えれば頭の回転が速い人とも言えます。

自信ありげな口調で筋が通っているようにも見えますが
こういう人は、自分からは何もしませんし出来ません。

回転が速いと言いましたが
あんまり賢いわけではない。
簡単なんです、言われた事の反対を通せばいいのだから。

何も考えなくても即座に返答できるうえ、
相手が会話をやめないうちは話も途切れない。

絶対に建設的な会話は成立しません。
自分が有利になる事しか考えませんから
相手が根負けし仕方なしに譲歩するまで粘ります。


わぁ、
毘沙門天さまも踏みつけにしたくなっちゃいますよねプンプン


でも、
人間は完璧ではないので、天邪鬼のような気持ちは
誰しも心の中にあるのです。


歴史を紐解けば

日本妖怪事典(村上健司編、角川書店)に、ちゃ~んと「天邪鬼」の名があります。

そこには
「昔話や伝説の他、神話や仏教説話などにも登場する小鬼のような妖怪」
とあります。

さてさて、どっちが先か・・・・


妖怪が先か神仏が先か・・・・それは今となってはわかりません。


どっちが先でもいいのですが、
おそらくは似たような存在が、妖怪にも神仏にもあったのでしょう。


妖怪は日本古来の民話の中から生まれてますし、
神仏の中の話も、
その土地土地の伝説の影響を強く受けていることがよくあります。


仏教の多くは、
インドや中国の民話や伝説の影響を強く含んでいますからね。

ともあれ、
天邪鬼は、実に興味深い存在で、
インド・中国・日本の伝説をうまい具合に調和した存在でもあります。

仏教・神道・民話をつないでいる大事な存在なのです。

ということは、
天邪鬼は、実は貴重で重要な存在であり、
本当はとってもいいヤツだったりするんですよね。

素直になれなくて、
ついつい意地を張ってしまい、
「天邪鬼だなぁ」と言われる人って、本当は寂しがり屋さんなんです。

本心はもっとかまって欲しいから、
ついつい逆のことを言ってしまう、
あるいは、恥ずかしがりやで照れ屋なんで、
ついつい心にもないことを言ってしまったりするんですよね。

ただ、素直になれないだけなんです。

本当は、天邪鬼っていいヤツなんだ、っていうことは、みんな知っています。

なので、意地を張らずに、
照れたりしないで、
恥ずかしがらないで、素直に言えばいいんですよね。


「愛してるから一緒にいたい」
って。

毘沙門天が踏みつけているのは、

実は

素直になれない、自分を出せない、
その原因である「勇気のなさ」なんです。



意地を張らないで
素直になってみましょう星星

何故なら
人生は永久ではないから。
意地を張っている時間なんてもったいないラブラブラブラブ


素直になると見える未来も
きっと雲が晴れることでしょう。










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愛と幸運のシャワーが降りますように