エゴの声がささやく
特別な何かにならないと社会では生き残れないよ
求められる人にならないと
応援される人にならないと
協調性のある人にならないと
わたしは資格やマナーを身につけていった
外付けの装備品が増えるにつれて、本来の自分が、内からも外からも見えにくくなっていった
絡みつく見えない縄に縛られて、わたしの野性が暴れだした
もう、自由になりたい
普通や常識という小さな箱を突き破って、手足を気持ちよく伸ばしたい
正義、真実と言われても、愛が込められていない贈り物なら、それらは外側に置いて眺めるだけにしたい
目指した山の頂きに立ったこともあったけれど、そこでの満足感は長く続かなかった
そもそも頂上は身動きが取れないし、空気が薄く息苦しい
もう、その場所を離れるのだ
本当に必要なものだけ持って山を降りよう
わたしのこころは自分の家へと向かっている
わたしのこころは自分の内へと向かっている
エゴのゲームを降りたのだ
これから先は、内側から湧きあがる喜びから生きていこう
幸せの青い鳥の物語はほんとうだった
わたし
おかえりなさい