仙台人の心意気 | ギフト〜なな色の羽

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私の中から産まれたがった言葉やお話を書いています

 私は寒さに弱いのだ。

 ゴロゴロと寝転がっていたら、子供達がイルカの抱き枕を持って来てくれた。

 「お母さんは、寒いの。明日は動けないかもしれないよー。」

 しかし、長男はいう。

「 大丈夫だよ。お母さんは、冬になるといつもこうだから。」

 すっかり、読まれている。

 なんとか、冬を乗り切りたい。

 そうだ。

 仙台の光のぺージェントは、本当にすばらしい。

 杜の都の仙台が、この時期には、光の都になるという。

 定禅寺通りを歩くと、ライトアップされた、背の高いケヤキ並木の美しさに、圧倒される。

 恋人達が寄り添い歩くシルエットは、オレンジ色の光を背景に、絵画のようにロマンチックに見える。

 期間限定のスケートリンクも市民広場に出来ている。

 大判焼きもチョコバナナもある。

 もちろん、お酒や食事も、オシャレに楽しめたりする。

 何よりも、みんなのウキウキした様子に心が暖かくなるのだ。


 そして、来年の1月2日には、全国的にも有名な、仙台初売りがある。

 豪華な景品や特典がつくのだ。

 仙台では、旧伊達藩から続く伝統行事として、公正取引委員会から認められているそうだ。

 オマケがすごいとは、太っ腹。

 仙台人の心意気だという。

 その言葉に、熱くなってきた。


 そして、同月の14日には、どんと祭が行われる。

 大崎八幡宮のはだか詣りは、有名だ。

 さらしを巻き、口には私語を慎む為の紙をくわえて、大崎八幡宮を目指す。

 去年は、雪がたくさん降った。

 身体中、濡れて冷えきって、凍えてしまう。

 想像しただけでも、寒くなるが、どんと祭に焚き上げられる御神火のように、仙台人の心には、熱い炎が燃えているというのか。

 その心意気に、グッときた。

 寒さに耐えるということも、心を強くするのだろう。

 さすが、伊達男。

 仙台人の心意気は、すごくカッコいいのだ。