添い遂げると、覚悟を決めた日


父が倒れて 4日目の朝

手術後 父の意識が戻ったと

母から連絡があった



意識は戻ったが

言葉が出ない状態だと

告げられた



母が呟いた

「今まで

おじいちゃんの世話で

お父さんのことが 後回しだった」



「私が 一番 向き合わないと

いけなかったのは お父さんだった」



母は 父が倒れたあの日

最期まで 添い遂げる と決めたのだと



母は強くて 明るい

「お父さん 必ず良くなると信じてる

お父さんの笑顔を 取り戻すから」



父が選んだ相手が 母で良かった

どんな姿でも

一番 傍で支えると決めた母



私が 一生かけても

母の生き様は 越えられない