先週、図書館で📚を借りた。

アニメ「烏は主を選ばない」を観たのがきっかけで「八咫烏シリーズ」という小説があることを知ったので。


最初は本を買おうと思っていたけど私は同じ本を読みなおすことが、ほとんど無い。

何度も読みなおした本はあるけど、ほんの数冊。
ほとんどの場合は読みたくなっても何年も先。
読んだことすら忘れている時だけ。



何度も読んだ本「星新一のショートショート」
子供の頃、父の本棚で見つけた本。
ブログを書いていて思い出したから、また読んでみようかな。



「八咫烏シリーズ」は5冊あるので一度しか読まないのに全部買う選択肢は無いなと結局、買わなかった。

しばらくして、やっぱり読みたくなり「もしかして図書館にあるかも」と半ば期待しないで調べてみた。




今の図書館は昔と違い借りるのも返すのもセルフになっていて、確か予約もできたはず。

図書館HPを見てみると「検索」してそのまま「予約」も出来る。



貸出中の場合は「貸出可」になるとメールで連絡してくれるなんて私みたいな人には嬉しいサービス。
 

たぶん仕事や育児で忙しい人でも図書館を利用しやすい様に、ということなんだろうけど。


私は。それらには当てはまらない。
出不精だから何度も行きたくないのと、なるべく人と関わりたくないから。


図書館HPで調べた「八咫烏シリーズ」5冊中、貸出中が3冊だったので他にも3冊ついかして合計8冊予約した。

翌日、メールが来たので取りに行って借りられたのが7冊。

7冊かぁ。予想外に多いなぁ。
本を読むのが好きだから、なんとかなるかな。

10日以内に返却できるよう読み始めた。
自由時間をすべて読書にあて昨日までに6冊読み終えた。

さすがに肩凝りと眼精疲労が酷くなったけど来週から移動先の職場だからリモートは、あと10日ほどで、おしまい。

今しか読めないかもと八咫烏シリーズ 外伝を予約した。







私は図書館が好きだった。

図書館に行く様になったのは長男が生まれてから。
23歳で結婚し、翌年に長男が産まれた。


小さな頃から親戚が集まると小さな従姉妹達の面倒を見ていた。
と書くと「子供好き」と思うかもしれないけど当時は子供が苦手。

私には3歳年上の姉がいる。
母方の従姉妹は女の子ばかりで私も姉妹。

「大きい子が小さい子の面倒をみてあげてね」という事だったけど、そういう時、姉は知らん顔。

私は知らん顔をしたくてもできない性格だったので5人の従姉妹を抱っこにおんぶして翌日には、よく熱を出していた。

それもあり子供は好きなでは無かったので自分の子も同じだと思っていた。
実際は違ったけど。「目の中に入れても痛くない」という言葉の意味がわかるほど我が子は可愛い。




ずいぶん話が逸れたけど。
話を戻すと私が子育てをしている時期は友達は社会人になりたて。
父も姉も仕事で旦那は夜中過ぎまで仕事な上に休日は趣味ばかり。

母は専業主婦で友達と出掛けるのが好きで遠出や旅行を楽しんでいた。

たまに会って話したりするけど普段は誰とも関わること無く1人で子育てしていた。

そんな時、図書館に行く様になった。
子供が学校に行く様になっても図書館には、よく行っていた。

静かで誰もが本だけを見ている、その雰囲気が落ち着くので1日いても飽きることがない場所。

昔はそう感じていたけど20年以上して図書館に行ってみると、あの時に感じた雰囲気は無かった。

図書館を利用する人が増えたのか私が変わったからなのかわからないけど、私が落ち着く場所は我が家になったんだなぁと思った。