曇り。2連休2日目。


昨日から旅行に来ている。

と言っても車で2時間程の海辺。


ここ数年、片道2時間程度の場所ばかり選んでいる。

持病もちの主人は移動時間が長いと、くたびれてしまうし私も疲れてしまう。

数年前は、それ程でも無かったけど年齢的なこともあるのかな。


好奇心があまり無いらしい主人と旅行しても、色々見るわけでも無く宿でゆっくりするだけだし。


交通費もバカにならない。


温泉に入りバイキングを食べ、ゆっくりするだけなら近場にして行く回数を増やす事にした。 




主人はバイキングが好きなので、お気に入りの宿以外はバイキングを選んでいる。


部屋食も好きじゃ無いみたい。

中居さんが世話を焼いてくれようとすると「自分達でするからもういい」と不機嫌そうに言い放つ。


自分では普通に話しているつもりらしいのだけど。


宿の中の移動も面倒くさがるので露天風呂付きの部屋にするようにしている。

前は、大浴場でも3回くらい入りに行ってたのになぁ。

歳をとったという事なんだろうな。


バイキング、露天風呂つきの部屋となると選択肢が少なくなる。

なので最近は◯◯温泉物語とか◯◯リゾートに行くようになった。


今回は◯◯リゾート。

こちらは子供連れの家族や一人旅の人が多いような気がする。


◯◯温泉物語は年配のグループが目立つ。

皆様とても明るくて元気でいらっしゃるので「歳をとるのも悪くないなぁ。楽しい生活が待っていそう。」と思える。

今の年配の方々と私達の老後では年金額が違うんだろうけど。


話を戻して今回の◯◯リゾートは2回目。

特に気に入ったわけでは無いけど、お得プランがでていたので早期予約をしていた。



15時にチェックインし、夕食は空いていると聞いて17時にした。


「いつも15時ごろに昼食、21時ごろに夕食を食べているから夕食というより昼食だなぁ。」と話しながら会場へ。


入り口を入ったところで主人が「なんかフラフラする」と言っていたけど「お腹空いてるからかな」と聞き流した。


席を決めたあたりから黙り込んでいたので「なんか怒らせたのかな?」と思い、そっとしておいた。


料理を取って席に着くと、なんだか様子がおかしい。

額に汗をかいて、うなだれている。

お皿にはケーキを食べたあとがある。


食事前にケーキを食べている主人を見て「低血糖だ!」と気付いた私は甘いジュースやご飯類を持ってきた。



ジュース5杯、お寿司4カン食べて「少し良くなってきた」と言うけど額の汗と背中の汗が止まらない。

しばらくして元に戻って、ひと安心したけど今度は強い眠気が来たらしく今にも寝てしまいそう。



「部屋に戻ろう」と言っても「大丈夫」という。

こういう場合は寝てしまっても大丈夫なのかわからないし。

「寝たまま起きてこなかったら、どうしよう。」とか「最初にフラフラするって言っていた時に気づけなかったなんて。」と頭の中でグルグルしていたけど私がしっかりしなきゃ。


今まで自宅で低血糖になった時とは様子が違ったので怖かった。



その後しばらくしたら、回復して「ジュースでお腹いっぱいになった」と言いながら食事もしていたのでホッとした。




自宅で低血糖になった時は、白菜がたくさん入った鍋の時ばかり。


もちろん、お肉や豆腐も一緒に食べていたし、ご飯やうどんも食べていた。


毎回では無いけど白菜の時ばかりなので調べてみるけど原因がわからない。





今回は部屋で食前用の薬を飲んだ後、仕事の電話をしていたので食事までに30分ほど時間が空いたからじゃないかと思う。




主人の持病は出会う前からのものなので10年以上前からという事になる。


これから、何が起こるかわからないから悔いの残らないように今を楽しく過ごしたいと改めて強く思った。





旅先で爆睡できる主人。

自宅以外で眠れない私。




何かにつけて真逆な夫婦だけど、これからも一緒に居るんだろうなぁ。