有機JASマークのついた
「加工食品」
最近はよく見かけるようになりました。
わざわざこんなマークがついているのだから、当然、化学合成添加物などを一切使わない
“無添加食品!”
そう思ってしまうものです。
仮に知識がなくても、なんとなく体に良さそう・・・。そう思うのが人情というもの。
値段だって、一般品よりもかなりご立派なわけだから、誰だって質の高い自然食材。このように思うはずなのです。
でもよく調べてみると、有機JAS加工食品には、
「約60種類」
の食品添加物の使用が許可されている・・・。
有機JASマークがついているからといって、無添加食品とは限らない。このことを前提に、
“疑ってかかる!”
この必要を思っているのです。
そこで今回は、「自然食材の正体」について考えてみることで、
医者を遠ざけ、クスリを拒む。そんな生き方のヒントについて述べてみます。
■劇薬?劇物?
ダイエットや便秘解消の必須アイテムとして、
「こんにゃく」
は愛用され続けています。
有機JAS加工品においては、こんにゃくにも化学合成の
“凝固剤”
の使用が許められているのです。
天然の凝固成分を使ったコンニャクは、ほぼ皆無なのが現状・・・。これが偽らざる現状になるのです。
こんにゃくは仏教伝来とともに、日本に伝わった食材といわれますが、かつては
「草木灰」
を使って固められていました。木灰をお湯で溶かして、灰汁を作って固めていくのですが、灰汁の濃度が合わないと、なかなか固まらない。
こんにゃく製造は熟練の技を要し、しかも相当の手間ひまを要するものなのです。
でも大量に生産するためには、草木灰なんかでチンタラとやってはいられない。こうして使われるようになったのが、化学合成添加物。
一部には劇薬・劇物ともいわれている
「水酸化カルシウム」
この添加物が使われているのです。
有機野菜の宅配などにおいても、こんにゃくも、しらたきも。水酸化カルシウムを使ったもの
“ばかり!”
となってしまっている。灰汁を使った昔ながらのこんにゃくは、入手困難。残念ながら、これが偽らざる食の現状です。
でも、有機JASで認められている添加物なのだから、安全なんでしょう?そう思われるかもしれませんが、そうとは言い難い。
私たちはこの添加物の中身をしっかり把握しておく必要を思うのです。
■ハンマーでも!
水酸化カルシウムの正体が何であるかといえば、
「石灰」
になります。
“消石灰”なんて言われたりもしますが、学校の校庭に白い線を引く際に使ったアノ物質です。
石灰は農業においても頻繁に使われているのですが、酸性が強いといわれる日本の土壌をアルカリ性の石灰で
“中和”
する目的で土に入れられています。要は、PH調整を行っているというわけです。
でも石灰を使い過ぎてしまうと、土はセメントのように硬くなっていきます。土の中の水分と石灰とが混ざり合うことで、ハンマーで叩いても割れない。
それほど強靭な固さにさになってしまうのです。
石灰はセメントの材料なので、当然土はセメント化していき
「ガチガチ」
になっていきます。こうなってしまえば、作物の根っこは養分を取りに行こうにも、セメント層に阻まれてしまことになる。
また、石灰で土を固めてしまうと、どうしたって水はけが悪くなってしまうのです。
栽培に適した理想の土の状態は、
「水はけが良く・水持ちが良い・暖かくて柔らかい」
そんな団粒構造といわれる土になりますが、石灰などを使ってしまえば、それとはあまりにホド遠いものになってしまうのです。
さらに、セメント層は地球の中心からの地熱を遮断し、土の温度を冷たくしてしまう。
“硬くて・水はけが悪くて・冷たい”
そんな土の状態になり果ててしまう。これでは健康で健全な作物を育てることが困難になってしまうのです。
■腎臓などに・・・
「こんにゃくは体に良い」
「ダイエットに欠かせない!」
低カロリーで健康!痩身の必需品!このようにメリットばかりが強調されて、デメリットについては一切
“触れられることがない”
こうして、量をたくさん食べてしまうケースも少なくないのですが、
その大量摂取は、皮膚や腸の粘膜を傷つけるといったリスクと背中合わせ。呼吸器系、肝臓・腎臓にも悪影響を及ぼしてしまうことが指摘されるのです。
添加剤としてはたとえ微量であっても、食は毎日のこと。たくさん食べ続けてしまえば、腎臓や尿道の
「結石」
を作る原因になってしまう。有機JASマークがついているから、安心には決してならない。
有機JAS加工品には、他にも約60種類の
“着色料、香料、甘味料、保存料、酸化防止剤、栄養強化剤”
などの使用が認められています。
このマークは一体、何なのか!思わず、そう怒鳴りたくなってしまうのです。
そこかしこに抜け道が用意されているものなので、高いお金を出して買う価値が本当にあるのかどうか?
いずれにしろ、有機JAS加工食品だからといって、無添加食品であるとは限らない。正しい認識と厳しい目線とで情報や商品に接する必要があるのではないか?
私はこのように思っているのですが、あなたはどう思われるでしょうか。
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