少し前の話になりますが、
娘に彼氏ができ、とても嬉しそうに報告してくれました。
かわいいなぁと聞いていたのですが、
ある日、途方に暮れたように私に訴えてきました。
今度、彼氏が初めて家に遊びに来るので夫に話したら、
「部屋のドアを閉めきってはいけない」
「1インチ(3cmぐらい)でいいから開けておくように」
としつこくしつこく何度も言ってきたと。
はぁ〜?なにそれ?なに想像してんの?気持ち悪い!
ハラがタツ!
と娘。
心配で仕方がないんだよ、父親は。
そこを汲み取って、腹が立つけど、「はい」と言ってあげて。
1cmだけ隙間を作っておけば父は安心するから。
と伝え、速攻、夫に話しました。
あのね、
娘が高校で楽しく過ごせるのは、
私でも夫でもなく、周りの友人、先生方のおかげなんだよ。
彼氏ができてありがたいじゃないか。
何を慌てているんだ。
優しく迎えてあげてよ。
すると、
眉毛を八の字に下げた困った顏をさらに困らせて、
声のトーンを落とし、
私は何もわかっていないというかのように、
「年頃の男子っていうのは、、あの、、その、、
豹変して、、その、、それで終わりに、、
娘が悲しむ姿を見たくないんだよぉ、、」
年頃の娘を持つ父親って大変なんだなぁとびっくりしました。
アメリカに行ってから、
娘の成長に伴い、夫への反抗期が始まって、
お互い言葉足らずで、でも夫の娘への愛は深くて、、切ないなぁ。
同級生、部活が同じ、優しそうという彼氏情報を与え、
娘を信じてあげてよと説得しました。
彼氏が来ている間は、ドアの外でうろちょろせず、階下で待機しておくようにと。
後日談ですが、
夫にどうだった?と聞くと、
「最初挨拶された時に、
「Mr.▫▫️」と言われて、
ミスターって、え、、誰?、僕?ってなったよぉ 」
嬉しそうに教えてくれました。
本日も拙いブログを最後まで読んでくださり、ありがとうございます。