頭はくせ者ですくせ者です。
からだやこころの素直な反応を邪魔したり、気づかないふりをします。
どんなに疲れていても、どんなに気が乗らなくても、仕事を休むわけにはいかないという
考えを優先し、無理をして、もっと頑張るように指示をだすのはいつも頭です。
私たちのからだとこころは、色々なシグナルを発しています。
でも、頭は自分だけの価値観を優先して、そのシグナルに耳を塞いだり、思い込みで
間違った受け取り方をすることがあります。
からだやこころから生まれる自然な欲求と頭が作り出した欲望の区別ができなくなっています。
「頭」は嘘をつけますが、「からだとこころ」は嘘をつけません。
違和感を覚えたらその時がチャンスです。
からだは知っているけど頭が認識できないから違和感が生まれる。
見逃すことなくその正体が何なのかを考えてみましょう!
『違和感を探るポイント』
違和感の場所を具体的に言葉にしてみる。
オノパトペで表現してみる。
自分の感じている状態⇒ズキズキ・ムカムカ・イガイガ・シクシク・ジンジン・チクチク
など感覚を言葉にしてみる。
からだに触れる。
健康を考える上で、「頭」「とからだ・こころ」の声の違いを見極めることが大切です。
大事なものを守るために感情の働きがあります。
健康は、自分のことを深く知りたいと思うことからスタートします。
一人で進めず、誰かと共に学び、他者の助けを借りて深めていきましょう。