綾「人肌って…本当に恋しくなるね…。」
吉「…そうだな。」

ふわりとまた目を閉じた。
胸辺りに抱き付いてきたから、それを追っ払うに払えない。
それなら、オレも昼寝しますか。

『パタン…。』

祐二のあたまをそっと押さえながら、上半身を倒す。
しっかり掴まっているみたいだ。
動きにくくは無かった。

綾「たか…し…にぁ…。」

何の夢を見ているのだろうか。
名前を呼ばれるだけでも驚いてしまうけど。

吉「愛してるぜ。」
綾「俺も…にゅう…。」
吉「…おやすみ。」
綾「あうぅ。」

一度で良いから。
ビルの最上階からこいつの名前を呼び、『好きだ』って叫んでみたい。
祐二がどんな顔するか見てみたいな。
可愛い可愛いオレの恋人。


【終わり】