手を蛍光灯にかざしてニコニコしてる。
相当苦労したんだ。

「俺も食べて良い?」
「そう焦るなよ。喉に詰まるぞ。」
「ごぼごぼ…!」
「言わんこっちゃねぇ…。」

手に持っていたお茶を、オレは口に含んだ。
そんで、アイツの口に流し込む。
幸い、この行為が誰も見てなくて良かった。

「…恥ずかしいんだよ…バカっ!」
「じゃあ、普通にガーっと飲んでたら、どんな気持ちだった?」
「言うかよ…そんなこと…。」
「言えよ?」

満更でもない。
意外とアイツは鈍感か?
そうなのか?

『ぎゅぅ…。』

「首…締まってる…!」
「締めてるんだもんっ♪」
「いやいや…苦しいって…!」
「へへへん♪」

…可愛い奴め。


【END】