「いってきまぁ~す!」

ベルをチリンと鳴らして郵便局を出た。


俺は、郵便局員:ポストマン!

配達方法は、いたってシンプル。

赤い自転車に跨って、後ろには箱のような物を乗っけてる。


「きったね~字だなぁ~。」

宛先ぐらいちゃんと書きやがれ!

届けねーぞ!

しかも、あの人の字も同じような字体で書いてある。

それぐらいちゃんと記せ!

君が望むなら、何処までも運ぼう!

革の鞄を担いでいくよ!

「すっげー重い手紙だなぁ・・・。」

ため息が詰まっていそうな手紙・・・。

こんなもん渡す俺だって辛いんだ。

でも、青いインク滲ませた君の涙をそっと届けよう。

いつの日か、君の口笛が漏れるような。

そんな手紙書いたら風より早く運んでやる!

スフィンクス前ポストからシベリア三番街までだって!

天安門広場から世田谷通りまでも任せろ!

何処までも行こう!君が望むのならば!

朝一番、郵便受けを覗いてごらん。

あの人からの返事が来てるかもね―。

       ~END

(原案「作詞:新藤晴一/ポストマン」)