物心ついたときには もう お父さんはいなくてね。

みんな いないものだと思ってた。

みんな じぃちゃん、ばぁちゃんに育てられるものだと思ってた。

お父さんはね すごく暴力をふるう人で

母は鼻が折れるぐらい殴られてたんだって。

ある日 またお父さんがキレてね

ストーブの上の沸騰したヤカンを
お母さんにたたきつけたんだって

それはね 寝ている生後6ヶ月の赤ちゃんだったあたしの 顔の横に落ちたんだって。


その時 お母さんは決めたらしい。

ここにいちゃいけない。

ここにいたら母子 共々殺される…と。

命からがら 鹿児島に帰る 途中の飛行機のなかで 泣き止まないあたしを抱きながら

きっと自分も泣きたくてたまらなかっただろうな。


そんな 人生のスタートをあたしはきったの。



だからね 物心ついたときは じぃちゃんとばぁちゃんに育てられてた。

寂しかったよ。

母ちゃんは寿司屋やパチンコ屋さんで夜の仕事だったから

夜 一緒にご飯食べたこともなかったしね

あたしは赤ちゃんのときから昼は保育園に預けられたからね


寂しい幼少時代だった。

でもね 今ね 生まれてきて良かったなぁって心の底から思ってる。


だってあなたが あたしを必要としてくれてるからね。

あなたの寂しさや痛みがあたしの言葉で少しでも癒えるのなら


あたしはこの世に生まれてきて

少しは役にたっているのかな?って思うじゃない(o^v^o)


それはね あなたの言葉があたしを幸せにしてくれてるのよ。


あなたが職場で いろんな困難を越えたと報告してくれたとき

あなたが 前向きな言葉を使うようになっていたとき


あなたが 夜の学校に頑張って行ったと聞いたとき…


あたしは涙が出るの。

本当に泣けてくるの。

あなたが困難を越えようとしてくれて頑張っているとき

あたしは 本当に生まれてきて良かったって思うの。


何度も何度も 自分はいらない子供だと

自分を消そうとして

神様に泣いて

なんで あたしなんか

この世に生んだの!って
くってかかった あの時からね


あぁ あなたに会うために あたしは あの経験を越えてきたんだね

って思うの。

だからね…

ありがとう。

あなたの
笑顔の報告

いつでも 楽しみに待っています。

越えられないときはおいで。
一緒に越えよう♪

あなたが1つ1つの階段を登ったんだよって笑顔で越えている
そのお話は

あたしの宝物です。


あなたは
生きていてくれる

それだけで

あたしはうれしいの。

ありがとうね。

あなたを愛してね。

あたしも あなたを愛してるからね。

また会いにきてね。

待ってるからね。