私の通った高校は、夏休みに希望者が、サンフランシスコの郊外に一ヶ月ホームステイする制度がありました。



英語が好きだった私ですが、アメリカ🇺🇸に特に興味がある訳でも無いのに、父が「きっと何かが変わる!」と息巻いて強引に申し込みさせられました。



先生が引率して30人くらいがそれぞれホームステイします。



夏休みは家で母とまったりしたかった私ですが、60万程の費用を出してくれたので、ありがたく渋々と行きました。



事前アンケートに、どんな家に行きたいかと希望を書く欄があり、私は「気さくな家」とだけ書きました。




希望通り(?)脱ぎ散らかした衣類が床に散らばり、まるで自分の部屋のような家に決まりました😭



後で聞いたら、皆は事細かく注文をつけ、やれ弁護士や医者の家だの、カッコいい大学生の息子が居る家だの、プールがある家だのなんでもありみたいでした。





なのでみんなは高級住宅街に住み、州を跨いで旅行に連れて行ってもらったりと贅沢してたらしいのです。




私の気さくな家は、普通の住宅街で仲の良い人は住んでいなかったのですが、近所に一人だけ同級生がいました。



その子は両親が離婚寸前で、邪魔だからこの際ホームステイに出されていたらしく、拗ねていて性格もあまり良くなく、クラスも違うので親しくなかったのです。



いつもツンツンして負けず嫌いの彼女。




彼女のホームステイ先は、両親が忙しく、どうやら留守番目的だったようです。いつも冷凍食品のお弁当が用意され、朝まで一人の事が多いみたいでした。



そんな彼女から、ある日悲壮な顔で助けを求められました。




毎日夜11時になると、庭でベル🔔のような音がして、そのあと部屋の前の本棚がガタガタいい、本が落ちると言います。




気の強い彼女がそんな事を言うので、ステイ先に了承してもらい泊まりに行きました。




10時50分くらいから、彼女は震え始め、二人で抱き合って10秒前からカウントし耳を澄ませました👂



すると11時ぴったりに、部屋の前の庭からカランカランやチリンチリンといった音がしてきました😱




二人でヒー‼️😱と叫ぶと、部屋のドアが🚪ガンガン!ドンドン!と殴られるような音がして、本棚がガタガタして、本がドスドスと音を立ててドアに叩きつけられる音がします😱😱😱





私はエクソシスト世代なので、リアルエクソシストだと、リアルポルターガイストだと、さすがアメリカ🇺🇸だと変に実感しながらも、二人でずっと抱き合って恐怖を共感しあっていました。


日本では考えられないほどとにかく音も派手なんです。




とても現実とは思えなく、されどドアを開ける勇気はなく、只々震えるしかなかったのです。




ずーっと物凄い音と振動は続き、一睡も出来ないまま、外が白んできた時全ての音が止みました。



シーンとなったので、本を棚に戻さないといけないとドアをそ〜っと開けました。


😱😱😱😱😱



本棚には本が整然と並んでいます。



その日この体験をステイ先の両親に話すと、「オー!それはご先祖さまだから気にしないで!」と軽く言われたそうです。



その後引率の先生に話して、ホームステイ先を変えてもらってました。




私はと言えば、アメリカの思い出がそれで全て吹っ飛んでしまい、その後英語まで嫌いになってしまいました😢