ツインレイの相手と出会って起こったのは、


恋愛というより

自己革命だった。


よくある例えで言うと、


蝶になるために

幼虫がサナギになるあの期間。


サナギは一度、

自分の身体をドロドロに溶かす。


原型を失って、

一度“終わる”。


空を飛ぶ準備のために。


あれ、本当にあの通りだと思う。笑


最初は、ただただ幸せだった。


声や、目の奥の輝き。

存在そのものから込み上げてくる懐かしさ。


「この人だ」っていう、

理由のいらない確信。


無条件の信頼。


良くも悪くも本音で話せて、

ありのままを出せる。


この人に出会うために

今までの人生があったんやって、

本気で思えた。


感謝しかなかった。


でも、それは次第に

執着へと姿を変えていく。


他の誰かに優しくしている姿を見て、


「あぁ、自分が特別なわけじゃなかったんだ」


って勝手に傷ついたり。


仕事だと分かっていても、

異性と楽しそうに話しているだけで

胸の奥がザワつく。


モヤモヤして、

怒りまで湧いてくる。


「何だこの感情?」


「俺ってこんな小さかったっけ?」


とにかく、

感情の炙り出しが止まらない。


これまで見ないふりをしてきた涙。


過去の無念。

置いていかれた記憶。

いわれのない喪失感。


心の奥に押し込めてきたものが、

一気に噴き出す。


恋をしているはずなのに、


やっていることは

“自分の闇との対峙”。


幸せのはずなのに、

こんなにも苦しい。


これが、

サナギの期間だった。


逃げたくなった。


これ以上踏み込んだら、自分が壊れてしまう気がして。


わざと冷たくしたり、

平気なふりをしたり、

異性と楽しそうにしてみせたり。


全部、強がりだった。


本当はただ、傷つくのが怖かった。


そしてそこで初めて気づいた。


あぁ、こんなにも

自分は傷ついていたんだなって。


男は泣くな。

動じるな。

弱さを見せるな。


そうやって鎧を着て生きてきた。


でもその鎧ごと、

見透かされた。


ツインレイ相手は、

自分の影まで照らす光であり闇だった。