西洋占星術の先輩、さくらいともみさんが

『ブレイディの恒星占星術』を翻訳され

出版の運びとなりました。

密林に予約を入れておいたその本が

ようやく手元に届きました。

 

西も東もよくわからぬまま学び始めた占星術でしたが

恒星については松村潔先生からお話をうかがっていた

こともあり、さくらいさんが出版に先立ってブレイディの

原書の読書会を開催されると聞き

これは学ばなくては!

と受講し始めて今に至ります。

 

恒星とは何か。

太陽系の外側にある天体です。

惑星の動きに妨げられることがありません。

そして善悪、吉凶の別がありません

ただエネルギーが働いているだけ。

それがどのように個人の人生に影響を

及ぼしているのか。

それを知るのが恒星占星術です。

 

恒星占星術は古代メソポタミアやエジプト時代を

起源としている占いですが、ブレイディはそこに

現代の光をあて、恒星の背景にある神話や伝説から

その本質的な意味を読み取り、歴史上の人物に

どのような影響を与えたか紹介しています。

 

私自身は恒星占星術を学ぶことにより、自分の

人生に新しい視点が加わってアラカン以後の

生き方の灯を得たと感じています。

 

占星術では風の時代が始まったと言われています。

つまり、これまでのシステムが形を変えてより

自由な広がりを見せる時代に入りました。

恒星占星術は、そういう時代の求めに応える

占いなのではないかと思います。