占星術のサビアン研究会でSUGAR先生から
お話が出たので早速手にした本2冊。
(維摩経は雑誌ですが)
維摩経はNHKの『100分de名著』がてっとり早く理解できると
思って求めました。
「自分」の枠をばらし新たな「私」を組み立てる
というサブタイトルがついています。
チャート(星の配置図)を読むときも自分のフィルターやバイアスを
できるだけ外す、というのが大事なので勉強になります。
釈徹宗氏の優しくわかりやすい解説がありがたい。
いくつになっても自分の紡いだ物語を潔くほどいて
編み直したいと思うのです。
『カモメの日の読書』....漢詩をめぐるエッセイです。
短いのでサクサク読めます。
が、読み終えてしまうのが勿体なくてチビチビと読んでいます。
この歳になって久しぶりに優しく抱きしめていたい本に
出会いました💕
漢詩との出会いは高校時代でした。
難しかったけれど、好きでした。
昔は漢詩を知っていることが教養人のたしなみ。
枕草子の有名なエピソードのひとつ「香炉峰の雪」は
唐代、白居易の詩を下敷きにしているし、芭蕉も李白を
土台にして「月日は百代の過客にして~」と
詠んでいるのですね。
著者の小津夜景氏はフランス在住の俳人。
私より2世代ほどお若いのですが、のびやかな感性に
心が震えました。
てなわけで
占星術沼は深まるばかりです(*_*;
ボチボチとリーディングさせていただいております。
よろしければメッセージをくださいませ。