三寒四温の日々が続きますが、さすがに
立春が過ぎると、ぐんぐん春が近づいてきます。
お花屋さんにミモザが出ていました。
ミモザは春を告げる花。
義妹がやってくるので、wellcomeの気持ちで
飾ってみました。
義母の認知症はじわじわ進み、とくに耳が遠くなり
義妹が目の前に座っていても義母が何度も
「え?」と言う何度も片耳に手をかざし...。
私たち夫婦の声は聞こえているみたいですが。
それに焦れたのか義妹は少しご機嫌が悪くなり
「コミュニケーションがとれないと来たくなくなっちゃう!」
ああああああ、言っちまったよ(*_*;
60半ばを過ぎる彼女にとって91歳の義母は未だに
しっっかりした存在であって、いつまでもしっかり
していてほしいのかも。
兄であるツレのほうが、毎日を一緒に生きているせいか
自然に受け入れているかもしれません。
ママン(私の実母)は92歳でグループホームに入っています。
親の認知症を受け入れるのは、血の繋がりやこれまでの
関係性から、なかなか辛いものがあります。
それは私も経験済みで、症状が悪化したある時期から
実家にあまり顔を出さない、冷たい娘になりました。
それも仕方ないのだと思う。
そのかわり、兄の家族に感謝の気持ちを表現して。
それが自責の念と折り合いをつける方法でした。
義妹の姿に自分を重ねる一方で、義妹の帰る姿を
いつまでも見送っている義母を見て切なくなりました。