お盆を過ぎると、日差しが少し変わってきますね。
影の具合も、夕方の風も違うような....。
お盆前は暑さでゲシュタルト崩壊したり、血圧が異常に
低くなって、ゾンビのように暗くなってから、街に出る
日が続いていましたが、回復しています。
とはいえ、何か息苦しいと感じ(_ _。)
はたと気付いたのが、ここのところ
“ぼっち”タイムがとれなかったこと。
この本に先だって
『一人で生きられないのも芸のうち』という本を読みましたが
それは“個”とか“孤”をしっかり持っていることが
前提かもしれません。
『ひとりぼっち~』の中に
「ひとりぼっちの時間(ソロタイム)を取り戻す」
という項があり。
群れ、つまり友人など共同体(家族もふくむ)
から離れることを勧めています。
ということで、風がちょっと涼しい日に近くの
群れから離れてカフェで読書を。
親鸞の弟子、唯円による『歎異抄』と出会ったのは
中学生のとき。
石井ゆかりさんによる『shinran』を読んでみて
当時、わかった気でいたのは幼い背伸び
とかなり恥じました(・・。)ゞ
「善人なほもて往生をとぐ
いはんや悪人をや」
「わがこころのよくてころさぬにはあらず」
ここらは人生のさまざまなトラブルをこなさないと
わからないのだよ、いはんやコムスメには。
と中学生の私に言ってみたりして。
しっかし石井ゆかりさんの解釈の深いこと。
あらゆるしがらみから離れて「一人」になる
そこで小さな新しい力を手に入れる
そういう時の気持ちは「祈り」に
似ていると思う
と。
この方の星占いが人気なのは、ご自分も含めた
私たち人間の無力さを実感し、
なおそこからメッセージを送り続ける
愛に満ちた決心なのですね、きっと。