「ヌルヌルズィーベン」て何だと思います？
ドイツ語で「００７」のことなんですと！
００７といえば思い浮かぶのは、かの英国秘密諜報員
ですが、映画で見たあのカッコよさとは違って
おマヌケな感じがしませんか？
きつねさんこと、心理カウンセラー加登鉄平さんの講座
「INDEX－赤の書ー」は、そんな話から始まりました。
テーマは薬はなぜ効くのか。
自然治癒力の発動と
プラセーボ効果について
が中心となり、後半で参加者
同士による偽薬（プラセーボ）を
作るワークで終わりました。
きつねさんは現代医学で、まだまだ解明されていない
部分が人体には多いとしながらも、現代医学を否定するわけ
でもなく、代替医療に与（くみ）するわけでもなく
人間の自然治癒力の発動を分析していきます。
そこには「どんな療法でも病気や不調が治ればいい」
という乱暴さはなく、きつねさん流に人間の体と心の
不思議さに迫っていく興味深さがあります。
そして結論はボディーワーカーやセラピストは
技や自分におぼれるな！
ということ。
このあたりは、代替医療に携わる人にとっては
バッサリと斬りつけられる感覚があるのかもしれません。
終了してもなお、質問があり
お話が尽きないようでしたので
いったん会場を閉じてから
場外乱闘（笑）となりました。
ここからが、さらに面白く
ホメオパス、タロットリーダーも
交えて熱いお話となりました。
参加できなかった方は残念
でしたが...。
資料に添付された『一遍聖絵』では、踊り念仏を全国に広めた
時宗の開祖、一遍上人の姿を通じて、衆生を
信仰へと導いている一遍上人を紹介。
そのクールな横顔が向いている先は、もしかしたら
きつねさんと同じ方向なのかもしれません。
