私の感じている青という色は
果たして、みんなが感じている青と
同じなのだろうか.....。
幼いときから、それが疑問でした。
そしてたぶん
人は、かなり最大公約数的なところで感覚を
共有しているにちがいない
という結論に達し。
アスペルガー症候群の方のブログを読んで、少数派の
悩みを知ってからは、人にたいして少しは寛大に
なったつもりです。
そんなこんなで、「へぇ~」と思って手に取った本。
アスペルガー症候群と
サヴァン症候群。
サヴァン症候群については
映画『レインマン』で広く
知られるようになりました。
難儀な人生やな...。
が、たとえ感覚が違っても
喜怒哀楽や幸せを、感じるのは同じ。
そこが人間という生き物の面白味や美しさであり、不思議
でもあるんだなと思いました。
みんな違ってそれでいい。
そして、みんな違うから、善悪も違う。
それぞれの善を、行動しているだけのことなんだけど
だからといって
「悪人なんていない」と思うのは、短絡過ぎるというもの。
綺麗事では済まないのが、浮世の現実というものでして。
facebookのお友達から紹介された本の中で
「理不尽な悪意」という言葉に惹かれて
問いに答えて
くれます。
リストを作ろう
とあるのがアメリカ的で
気に入りまへんな。
が、身近な悪に
幻想なしに向き合う
姿勢を買います。
そして『西遊記』は中国哲学満載でおもしろい
と、話したらすすめられた『わが西遊記』。
「自分は何故こういう存在なのか」。
気が付かなければいいのに、この問いに
気付いてしまった沙悟浄。
難儀やな...。
その答えを求めて、旅に出た悟浄の前に現れる
〝師〟たちの姿を現代の精神世界に
すぐ騙されるし臆病で
何の役にも立たないけど
三妖怪に守られながら
天竺から仏典を
中国にもたらした
玄奘三蔵を、妖怪の
一人沙悟浄の視線で
描いた像が秀逸です。
活字中毒者でしたが、目を患ってから
本当に読みたいものを選んでいます。
読書傾向が偏っているのは、そのせいにしよう...(-"-;A



