桃の節句に、実家の母を訪ねました。
認知症の入口に佇んでいる母は、時に不安にかられ、心細さに
電話をかけてきて、何度も同じことを繰り返します。
こちらは疾病利得というやつか、とタカをくくっていましたが
どうやら特発性正常圧水頭症という病気らしい。
年とって衰えるということは、誰でも初体験なわけで、厄介なこってすな。
ちょうど、課題図書『勝つことのみが善である』という本を読んでいました。
日本ラグビーチームを率いて、ワールドカップで日本唯一の勝利をあげた
宿澤広朗監督の評伝です。
(スポーツに明るくないので、間違ったことを書くやもしれないので
このくらいにしておきます(汗)
この方、銀行員としてもかなり手腕もあり、三井住友銀行の
取締役専務執行役員でもあったということです。
ビジネスマンとして、これからも活躍を期待されていたのですが
残念ながら、7年ほど前、心筋梗塞で亡くなられました
カッコイイんだよ、この人。
最期まで。
しかしね、ほとんどの人は、徐々に失われる身体的、あるいは脳の
機能に不安を抱き、嘆き、諦めてフェイドアウトしていくわけで
順当に行くならば、私もふくめて。
母の繰り言を聞くのも
老いの学びと思えて
気が楽になります。
辛さを訴える言葉に
「ま、気持を明るく持って」
と返して怒られたけど
本人にしてみれば、そんな抽象的な言葉は要らない。
共感してほしいんだね。
私が、夫婦喧嘩のときに、よく思うように(苦笑)
これからは、脇の下をコチョコチョするような気持で、笑かしてやろう。
映画では「THE END」になるけれど、私たちの人生はあちらに渡るまで
大かたの人が「To be continue」なのですから
せめて今を、できるだけ幸せに楽しく生きていきたいものです。
作ってみました。
ピンクのでんぶが
それらしい雰囲気を
出してくれてるけど
いただいてみると
すんごく甘い!
うんざりするほど
甘い!
初めて使ってみたけど
次回は却下だな。
母の直感により、MRI検査を受けて発覚した特発性正常圧水頭症ですが
おそらく近いうちに、手術となる見込みです。
入院によって、基本的な生活能力が衰えないといいが...。


