稲垣潤一
-80年代のセレクト-
稲垣潤一は日本のA.O.R.を語るうえで欠かせない人物と言える。
個人的には80年代のリゾートライクな彼を高く評価したいので、今回は80年代に限定してスポットをあててみる事にした。
特にヒットソング「思い出のビーチクラブ」を収録したリゾートライクなアルバム・Mind Noteが最高と思う。
個人的には「思い出のビーチクラブ」、そのシングルのカップリングであった「TRACES」最早スタンダード化している「唇を動かさないで」「夏のクラクション」アンニュイなA.O.R.「サザンクロス」Mind note収録の「Memories」等、当時リアルタイムで聞いた楽曲が特に好きだ。
時代を匂わせる音がまた堪らなく良い。そして波音と潮風と...そんな風景に合う彼の曲に惹かれる。
彼は現代もボーカリストとして素晴らしい作品を提供し続けているが、リゾートをテーマにした80年代の様な作品を個人的には聴いてみたい。