金剛夜叉明王立像
[以下引用]
梵語名は「トライローキャヴィジャヤ」と言い、「3つの世界を降伏させるもの」という意味から降三世明王と言われる。勝三世明王と呼ばれる場合もある。
 阿シュク如来の化身として、過去、現在、未来の「三世」における、貪欲・瞋恚(しんに)・愚痴の三煩悩を取り除いてくれるとされる。
四 面(しめん:顔が4つ)・八臂(はっぴ:手が8本)で、正面の顔には眉間にも目があり三目となっている。左右の第一手で独特の降三世印(小指を絡めて腕を 交差させる)を結び、第二の右手は金剛杵、左手は金剛戟を持ち、第三の右手は矢、左手は弓、第四の右手は刀、左手は索を持っている。左足下に大自在天(シ ヴァ神)右足下にその妃である烏摩(ウマー)を踏んでいる。
平安時代、承和6年(839年)に完成。
梵語名は「トライローキャヴィジャヤ」。
「3つの世界を降伏させるもの」という意味から降三世明王と言われる。

阿しゅく如来の化身として、
過去、現在、未来の「三世」における、
貪欲・瞋恚(しんに)・愚痴の三煩悩を取り除いてくれるとされる。

四面・八臂で、 正面の顔にはサードアイ付き。
左右の第一手で降三世印、
第二の右手に金剛杵、左手には金剛戟、
第三の右手は矢、左手は弓、
第四の右手は刀、左手は索を持っている。
左足下にシヴァ神を、
右足下にはその妃、ウマーを踏んでいる。


この明王も神さま踏みにじり、と特徴的な姿をしておられるので、見分けやすい。踏みにじられているのは大自在天と后の鳥摩、すなわちシヴァ神とウマー妃。 「降三世明王」という名の由来もここにあり、シヴァ神がヒンドゥー教で「過去・現在・未来の三つの世界を治める神」とされている為、三つの世界(三世)の 王を降す者、という意味で「降三世」の名が与えられた。
密教五大明王の1人として東方守護を担当。阿閦(あしゅく)如来、もしくは金剛大日如来の教令輪身とされ、金剛薩埵菩薩の化身ともされる。シヴァ神の化身 という説もあるようだ。しかし、その説を採用すると、降三世明王は自分で自分を踏みつけることになり、いかにも大変そう。それに、奥さんの鳥摩を踏みつけ るのはDVに当たらないだろうか?
像形は先に述べた通り、横たわる大自在天と鳥摩を踏みしめている。三面八臂(一面四臂、四面八臂などの異説あり)で、うち2本の手で「降三世印」を結び、残りの手で武器系の法具を持っている点は大威徳明王と似ているかもしれない。なお、「降三世印」は、
①両手を胸前に持ってくる
②手首のところで小指が外側になるように両手をクロスさせる
③左右の小指を指きりする時のようにからめる
という手順で結べる独特の印相である。ちなみに残りの4本指は像によって色々。グーになっていたり、狐の影絵を作る時みたいに人差し指&中指と親指をあわせていたり、人差し指だけ立てて残り3本はグーだったり…。
梵名はTrailokyavijaya(トロイローキャヴィジャヤ)といい、3つの世界を降伏させる者、三界の勝利者といった意味である。現在は、深沙大将とともに薬師如来の脇侍となっているが、もともとは修法の為の独尊像だったらしい珍しい作例である。
ついでにいうと、「不倫を白状させる」という、仏教の明王として妙な功徳をもっていらっしゃるそうである。
真実の智慧の理趣(みち)自分の心に住む三毒(貧・瞋・痴)をコントロールする智恵。
三つの世界(過去・現在・未来の三世と貧・瞋・痴の三煩悩)を降伏する
貧り(むさぼり=貪欲:自己の欲するものに執着して飽くことを知らないこと)は、その本質からすれば、善悪の分別も、それに執らわれた表現も超えたものであり、人によっていかなる善にも活かすことができる。
瞋り(いかり=瞋恚:自分の心に逆らうものを怒り恨むこと)も善悪の分別も表現も超えたものである。したがって、もし自我に執着することなく、それを善に活かしきれば、邪悪に打ち勝つための大きな瞋りが生み出される。
痴しさ(おろかしさ=痴愚:根本の真理を知らないこと)も善悪の分別を超えたものであるゆえに、小さな自我に執らわれず、それを善に活かす時は、これが愚 かとか、あれが賢いなど、物事の理非をあれこれと言いたてるような、小さな痴しさを超越して、大きな痴しさの境地に至るであろう。   


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ダウン密教美術の鑑賞:隆三世明王立像と大威徳明王騎牛像


三眼、三面八臂で、降三世印を結ぶ隆三世明王は、救いがたい衆生の教化のために阿閃如来(あしゅくにょらい)、 金剛薩捶(こんごうさった)が忿怒身に姿を変えたものであると言い伝えられています。



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ダウン東寺 - 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺


真言宗総本山 東寺〔教王護国寺〕の公式サイトです。境内・歴史の紹介、特別公開のお知らせ。法要や拝観のご案内。



大威徳明王騎像

daitokumyou

[以下引用]

大威徳明王の梵語名:ヤマーンタカは「死の神ヤマ(=閻魔)を倒すもの」の意味で、降閻魔尊とも呼ばれ、阿弥陀如来の化身として、一切の悪を降伏させる力を有する。
 最大の特徴は、六面(顔が6つ)・六臂(腕が6本)・六足の異様な姿で、特に多足はこの明王に限られた特徴。この特徴から六足尊(ろくそくそん)の別名もある。
 六面は前六識(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚、霊感)を表し、六手は六波羅蜜業(布施、持戒、忍辱、禅定、精進、般若(智慧))を成し遂げた事を表し、六足は人々が迷う六道を清めるとされた。
  顔には各面とも三目あり、中央の2手は檀陀印(小指を薬指の内側に入れて絡ませ、中指を立てて合掌する)を結んでおり、左右の4臂には鉾・剣・竜索・宝棒 を持っており、水牛に跨っている。これは水牛が田んぼの泥水の中を歩き回るように、あらゆる障害を乗り越えて進んでいくことを表している。
平安時代、承和6年(839年)に完成

国宝(平安時代 839年)
大威徳明王 の梵語名:ヤマーンタカは「死の神ヤマ(=閻魔)を倒すもの」 の意味で、降閻魔尊とも呼ばれます。阿弥陀如来の化身として、 一切の悪を降伏させる力を有します。
 最大の特徴は、六面(顔が6つ)・六臂(腕が6本)・六足の異様な姿で、 特に多足はこの明王に限られた特徴です。 この特徴から六足尊(ろくそくそん)の別名もあります。
 六面は前六識(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚、霊感)を表し、 六手は六波羅蜜業(布施、持戒、忍辱、禅定、精進、般若(智慧)) を成し遂げた事を表し、六足は人々が迷う六道を清めるとされます。
 顔には各面とも三目あり、中央の2手は檀陀印 (小指を薬指の内側に入れて絡ませ、中指を立てて合掌する)を結んでおり、 左右の4臂には鉾・剣・竜索・宝棒を持っており、水牛に跨っています。 これは水牛が田んぼの泥水の中を歩き回るように、 あらゆる障害を乗り越えて進んでいくことを表しています。
平安時代、承和6年(839年)に完成。









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