盂蘭盆(うらぼん)[以下引用]

お盆は、サンスクリット語「ullambana(ウラムバナ)」の音写「盂蘭盆(うらぼん)」の略。
「ullambana」は手足を縛って逆さまに吊るすという意味で、非常に苦痛なことをさした。
大昔、「魂」を意味したイランのアヴェスタ語「ウルバン」が語源とする説もある。
「盂蘭盆」が「お盆」や「盆」と略して呼ばれるようになったのは、お盆に供物などを盛り、先祖の霊をもてなすことからとされる。
お盆にキュウリとナスに割り箸を刺し、馬と牛に見立てたものを作る由来は、霊がキュウリの馬に乗って早く来るように、また、名残惜しいことからナスの牛に乗ってゆっくり帰るようにといった願いを込めたものといわれる。
器のお盆は平たい形状のもの全般をさす言葉であったが、鉢や食器などをさすことが多くなったため、器の「お盆」をさすようになった。
鉢をさす言葉には「盆栽」があり、平たい形状をあらわす言葉には「盆地」がある。

お盆のお墓参りや、迎え火のやり方、盆棚の作り方などにも、地域、地域の風習や慣習があり微妙に異なっています。

◆お盆はいつ?時期と期間
お盆の時期は先述のよに地方によって異なっていますが、多くの場合、
・7月 ⇒13日からの4日間
・8月 ⇒13日からの4日間(月遅れの盆)
・旧暦のお盆
以上のいづれかで行われているようです。

※僧侶を招き、初盆・新盆(ニイボン)の法要や、お盆の墓参りが行なわれます。
※迎え火、送り火を焚く風習も残りますが、迎え火のやり方も地域で異なることがあります。

◆お盆 迎え火|送り火(迎え方) 
○13日 ⇒迎え火を門口で焚き、ご先祖を家に迎えます(盆の入り)
・お墓まで霊を迎えに行くという地方もあります。
・迎え火の火種を取りにお墓参りをします。
※お墓で火を灯し、その火を消さないように提灯に移し自宅まで持ち帰ります。御仏壇の燭台に移し、この火で迎え火を焚きます。
※迎え火(門火)として、松の割り木や、麻の皮を剥いだ苧殻(おがら)を門口で焚きます。

・盆提灯に火を灯します。

○14~15日
※お盆の期間中に家族全員でお墓参りをします。
(ご先祖さまは、お盆で我が家に居るから、お墓参りは無意味と云うのは俗説です。お墓とは「悟り」を具象化したもので仏そのものですから、仏を礼拝しているのです)
※新盆(にいぼん)・初盆には僧侶を招き法要を営みますが、通常14日か、15日に行なわれることが多いようです。

※お盆の期間は、ご先祖さまの霊が我が家に戻られている時期ですから、お灯明を絶やさず、お水や食べ物のお供え物は毎日取替えます。

○16日⇒送り火を門口で焚き、ご先祖さまをあの世にお送りします。
・一年後の再会出来ますように心を込めてお送りします。
※初盆・新盆に使用した白提灯は、送り火と共にに燃やすか、菩提寺に納めまてお焚き上げをお願いいたします。

◆お盆について
死者にお供えを捧げて追善供養をする行事で、仏教の盂蘭盆(うらぼん)・盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事ですが、日本で古来から行われて来た先祖霊を迎え入れる儀礼と、仏教の宗教行事が混淆して現在のお盆行事になっているそうです。

お盆の行事は、そもそもがご先祖の霊が年に一度、戻って来るという信仰に基づいた日本独自の儀式なのです。

「精霊流し」や「灯篭流し」を行なわれる地域もあり、お盆は日本の夏の風物詩でもあります。


















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