スーダン西部のダルフール地方では現在、2百万の人びとが住む家や村を追われてキャンプや集落に身を寄せています。2006年5月にダルフール和平協定が調印されたにもかかわらず、同地方では戦闘が続き、人道的状況は悪化の一途をたどっています。難民・避難民の生活は全面的に援助に依存しており、さらなる援助が求められています。


国境なき医師団(MSF)はダルフール地方において2004年以来、団体史上最大規模の活動を展開しており、現時点では約2千人のスタッフが援助に携わっています。各地に設置した医療施設では約50万人がMSFの医療援助を受けています。しかしニーズは膨大で、さらなる活動の拡大が必要とされています。

ダルフール地方と国境を接するチャド東部でも、武装した民兵の衝突や政府軍と反政府勢力の紛争が激化しています。数多くの村が襲われ、暴力を逃れて17万以上の人びとが、苛酷な環境での生活を強いられています。

仮設の避難所では食糧や水、医薬品が不足しています。極度に危機的な状況下で、MSFの医療チームは1年以上にわたってチャドの避難民のための困難な人道援助活動を続けています。

現在、MSFはスーダン・ダルフール地方とチャドの両地域で難民・避難民となっている人びとへの不可欠な援助を強化しています。診療、基礎医療、移動診療、重症患者の入院治療、外科治療、栄養治療、飲料水の供給、テントなどの救援物資の配布などその活動は多岐にわたります。


MSFは今、皆様からのご支援を必要としています。そのご支援により、新たな医療センターを開設し、さらに多くの食糧を配給し、子どもたちに集団予防接種を行ってはしかの流行を防ぐことができるのです。

国境なき医師団の難民・避難民緊急援助支援にご協力ください。




国境なき医師団はスーダン、チャド、ソマリア、コロンビアなどの国々で難民・避難民援助プログラムを展開しています。