而二不而(ににふに) 恵果あじゃりが、考えた言葉
○はじめに
○ 今回は「而二不二」という言葉をご紹介しようと思います。「而二不二」は、後の半分だけをとって「不二」と呼ぶこともあります。この言葉、普段はなかなか耳にすることの少ない言葉です.
○一つは二つ、二つは一つ
それではまず、言葉の意味をご紹介して行きたいと思います。
「而二不二」とは、「而二」と「不二」の二つの言葉がくっついたものです。
・「而二」とは、一つのものを二つの面から見ることで、
・「不二」とは、二つの面があっても、その本質は「一」である、ということです。
一枚の紙を例にとって考えてみましょう。
・「紙には表と裏がある。」というのが「而二」にあたります。そして、
・「表と裏がそろって初めて一枚の紙になる。」と言うのが「不二」にあたります。
つまり、紙には表と裏という二つの面があり、その両方があるからこそ紙が存在しているというわけです。
このような、表と裏のような、切っても切れない関係が「而二不二」です。世の中には表ばかりのものや、裏ばかりのものはありません。また、表のないものには裏はなく、裏のないものには表はありません。裏は表があるから生まれ、表も裏があるからこそ生まれてきたものです。
