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松坂大輔 デビュー

2007/4/5 17:24

登板を翌日に控え、リラックスした表情で練習に参加する松坂=米ミズーリ州カンザスシティーで4日、

 【カンザスシティー村田隆和】米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手(26)のメジャー挑戦がいよいよ始まる。松坂は5日午後1時10分(米中部時間=日本時間6日午前3時10分)、当地でロイヤルズとの第3戦に先発し、公式戦デビューを果たす。
 4日、松坂は通常より約2時間早く球場入り。快晴ながら、気温8度という寒さの中、全体練習ではランニングやキャッチボールなどで最終調整を行った。また、チームが休養日の3日には実際にマウンドに立ち、50球近く投球練習を行い、その感触を確認している。
 ◇松坂、平常心で臨む
 敵地カンザスシティーでも、地元紙が1面で取り上げるなど、公式戦デビューを翌日に控えた松坂の周囲は騒々しさを増す一方だが、松坂自身は平常心で、その日を迎えようとしている。
 3日には、東京から呼んだなじみの美容師に髪を切ってもらい、気分を一新。「初めてなら別でしょうが、WBCなど国際舞台を多く経験してますから」と、普段と変わらぬ気持ちでいられる理由を説明した。
 ただ、厳しい条件下でのデビュー戦になりそうだ。数日前まで20度以上あった日中の気温は、4日は8度が最高。登板する5日も曇りで、最高気温7度と真冬並みの天候が予想されている。
 それでも、松坂は意に介さない。昨年4月21日、盛岡での楽天戦で好投した試合を例に挙げ、「(気温)2、3度の中で投げているので大丈夫」と力強く話した。



 登板が近づくにつれ、報道陣も増え、当日は日本だけで約160人が取材する見込み。メディアの多さについて、地元紙「カンザスシティー・スター」は4日付1面で「サーカス一座(松坂と、それを追う日本メディア)がやってきた」と紹介。松坂と投げ合うロイヤルズの先発グリンキーの「自分が見る側だったら、仕事があっても絶対に球場に行くよ」とのコメントも掲載した。
 レッドソックスのフランコナ監督は「メジャー人生が長く続き、成功することを望んでいる」と、期待の投手にはなむけの言葉を贈った

松坂を取り巻く"過剰報道陣"に敵地が仰天


「ジーターが日本でプレーしても、130人の米国報道陣は追いかけない」

 カンサスシティの地元紙「カンサスシティ・スター」紙は4日付けの一面で、松坂を特集。「旅するサーカス団が、カンサスシティに到着した」という見出しで、約130人の日本人報道陣が、レッドソックスの松坂大輔投手を追いかけてやってきたと報じている。高校時代に甲子園で活躍した経緯やレ軍との契約内容などを報じると同時に、この大騒ぎの背景には、日米文化の違いがある、と同記事は指摘している。「もし、サッカーの期待の星、フレディー・アドゥ(米国人)が、欧州の一流チームと契約しても、130人の米国報道陣は取材についていかないだろう。そして、もし、ヤンキースのスター選手、デレク・ジーターが日本でプレーすることになったとして、2、3社の米国報道陣でさえ、ジーターが東京のどこで、いいハンバーガー屋をみつけたかどうか、必死にリポートしないだろう」。【USA通信】