初代タイガーがみのる組にリベンジ=RJ

初代タイガー みのる

3月7日23時0分配信


みのる(右)は黒星を喫するも、初代タイガーをしつこく挑発(t.SAKUMA)

 7日のリアルジャパンプロレス「プロフェッショナルレスリング・失地回復戦~猛虎遺伝子・2代目スーパータイガーデビュー戦~」 後楽園ホール大会では、1259人を集めた。

 メーンイベントでは初代タイガーマスク(佐山サトル)と折原昌夫が組み、鈴木みのる、飯伏幸太組と対戦。昨年6月からみのると抗争を続けているタイガーが、ようやくリベンジを果たした。
 みのるは予告通りにコーナートップへ上がったタイガーを奇襲するが、タイガーはひらりとかわし、その後もみのるにペースをつかませず。折原と2人で徹底的に飯伏を痛ぶり、みのるに出番をほとんど与えないままタイガースープレックスで飯伏をマットに沈めて勝利した。
 黒星を喫したみのるは「今はただの座敷猫。ブクブク太りやがって」とタイガーをコケにしながら「もう1回オレを振り向かせたいなら、力でオレのことを絞め落としてみろ」と挑発を繰り返した。
 一方、ようやくみのるに一矢報いたタイガーは、古傷の左ひざが万全ではなかったことを明かしながらも、「6月にはパーフェクトになっていると思う」と、完全復調を果たした次回6・8後楽園大会に、新たな虎戦士を投入することを予告。リアルジャパンの真の強さを見せつけることをアピールした。

 また、セミファイナルでは佐山の秘蔵っ子である2代目スーパータイガーがデビュー。日高郁人のソラリーナで敗れはしたものの、キレのあるソバットを見せ付け、今後の可能性を見せつけた。試合後もノーコメントのまま、正体を隠し続けた2代目だが、佐山は「良かった。100点とはいわないけど、十分果たせた」とベタぼめで、次回6月に誕生する新たな戦士とともに期待を寄せた。
 4選手参加による「第10回掣圏真陰流トーナメント」は、花村彰(ストライプル)が齋藤裕樹(フリー)を判定で下し、初出場で初優勝を飾った

■初代タイガーマスク・リアルジャパンプロレス「プロフェッショナルレスリング 失地回復戦~猛虎遺伝子覚醒 2代目スーパータイガーデビュー戦~」
3月7日(水)東京・後楽園ホール

<第6試合 メーンイベント タッグマッチ 60分1本勝負>
○初代タイガーマスク、折原昌夫(メビウス)
(13分48秒 タイガースープレックスホールド )
鈴木みのる(パンクラスMISSION)、●飯伏幸太(DDT)

<第5試合 セミファイナル シングルマッチ 60分1本勝負>
●2代目スーパータイガー
(10分09秒 ソラリーナ)
○日高郁人(ZERO1-MAX)

<第4試合 第10回掣圏真陰流トーナメント決勝戦 7分1R>
○花村 彰(ストライプル)
(1R判定 2-0)
●齋藤裕樹(フリー)

<第3試合 第10回掣圏真陰流トーナメント1回戦 5分1R>
○花村 彰(ストライプル)
(1R判定 2-0)
●田村拡千(掣圏真陰流本部道場・興義館)

<第2試合 第10回掣圏真陰流トーナメント1回戦 5分1R>
○齋藤裕樹(フリー)
(2分18秒 レフェリーストップ)
●岡本 悟(掣圏真陰流本部道場・興義館)

<第1試合 ZERO1-MAX提供試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○浪口 修(ZERO1-MAX)
(6分59秒 逆エビ固め)
●高西翔太(ZERO1-MAX)

最終更新:3月7日23時0分

最終更新:3月7日23時0分