世界バレー日本、中国にストレート負けで6位確定

Photo ロシア、ブラジル降して優勝 日本は6位
 バレーボール世界選手権の第15回女子大会は第11日の16日、大阪市中央体育館などで決勝と順位決定戦の計6試合を行った。決勝では、ロシアがブラジルをフルセットで降し、16年ぶり6回目優勝を果たした。3位決定戦ではセルビア・モンテネグロがイタリアにストレート勝ち。日本は、中国に敗れ、6位に終わった。(



<バレーボール世界選手権>◇10日目◇15日◇順位決定戦初日◇大阪市中央体育館ほか
 柳本ジャパンが「世界ベスト5」に王手をかけた。5-8位決定戦の初戦で、世界ランク7位の日本が3-1で同15位のオランダを3-1で下した。平均身長で9センチ上回る相手の高さに、粘り強さで対抗して競り勝った。日本は5-6位決定戦に進み、16日に世界ランク1位の中国と対戦する。決勝はロシアとブラジルの顔合わせになった。
 日本が世界ランク1位の中国戦へ弾みをつけた。オランダの攻撃を読み切り、相手の倍の12ブロックを決めてリズムをつかんだ。両チーム最多の26得点と爆発した高橋みは「すべてを出し切れた」。16日はアテネ五輪金メダルの中国と対戦。同国出身の小山は「明日は決めまくりで行きます」と意気込んでいた。


高橋、小山

ナイス スパイク


女子最終日 11月16日(木)- 大阪・大阪市中央体育館

日本
日本
0   19-25
22-25
22-25
  3
中国
中国

ゲームリポート

 17日間の女子大会を締めくくる最終戦、中国との5位決定戦は地力に勝る中国が3-0で勝利した。

 序盤は完全に中国ペースで進む。試合開始早々の6連続失点から、日本は一時7点差をつけられる苦しい立ち上がり。中国との対戦に闘志を燃やす小山修加(久光製薬)や、荒木絵里香(東レ)の活躍で16-18と2点差まで迫るも、最後は中国のエース・王のサービスエースで第1セットは中国が獲得する。
 第2セットに入っても、第1セット同様に苦しい展開が続く。セット奪取に向け、木村沙織(東レ)の攻守にわたる活躍や、杉山祥子(NEC)のライトへのワイド攻撃、ブロード攻撃で日本も猛追する。しかしわずかな点差を縮めることができず、最後も23-23からの連続失点で第2セットも続けて落としてしまう。
0-3で中国に完敗し、肩を落とす竹下佳江(右から2人目)ら日本女子。メダルには届かなかったが、前回の13位からは大きく上昇。また、竹下はMVPに選ばれた(16日、大阪市中央体育館)(時事通信社)22時50分更新
 第3セットも中国が主導権を握る。ここまでサービスエース8本、サーブミスが6本の中国に対し、サービスエース3本、サーブミスが11本の日本。流れを変えようと、高橋みゆき(NEC)が懸命のレシーブをみせるが、「あと一歩」の場面でミスが続き、逆に点差を広げられてしまう。中国にマッチポイントを握られた後、今大会初出場の石川友紀(武富士)がブロックでワンタッチを取り一矢を報いる。しかし最後も王のスパイクでの25点目が中国に刻まれ、3-0のストレート負け。日本女子の世界選手権は6位で閉幕した。

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6位に肩を落とす日本女子―世界バレー


第1次ラウンド グループ予想(女子)




<プールA>
日本、ポーランド、韓国、ケニア、コスタリカ、チャイニーズタイペイ

■トップ通過も夢ではない柳本ジャパン

柳本ジャパンは比較的楽なグループに入ったといっていいだろう。ライバルとなるポーランド、韓国にはワールドグランプリで勝利を収めている。ケニア、コスタリカは格下ではあるが、これまであまり対戦がなく、データも少ないことからより気を引き締めて戦う必要がある。ケニアは元全日本代表の菅原貞敬監督が就任してから、チーム状態が向上し、アフリカ女王にまで上り詰めた。そのため、ケニアがこのグループの台風の目になる可能性も十分にある。


<プールB>
中国、ロシア、ドイツ、ドミニカ共和国、アゼルバイジャン、メキシコ

■強豪ひしめく注目グループ

 中国、ロシア、ドイツ、ドミニカ共和国と強豪がひしめくこのグループ。順当ならこの4チームの予選突破が予想される。そこで注目されるのが、どこが1位通過するか。有力は、世界ランク1位の中国か3位のロシアだろう。ドイツ、ドミニカ共和国は、アゼルバイジャン、メキシコに比べ、戦力は充実しているが、中国、ロシアとの戦いで簡単に敗れるようなことがあれば、メキメキと頭角を現してきているアゼルバイジャンの勢いに、足元をすくわれる危険性もあるだろう。


<プールC>
ブラジル、アメリカ、オランダ、プエルトリコ、カメルーン、カザフスタン

■ブラジル、アメリカを除く4か国で残り2枠を争う!

 女王ブラジルと、古豪アメリカの予選突破はほぼ間違いないだろう。1位突破が確実なブラジルが、1セットも落とさずに勝ち進めるかも見どころとなるだろう。そして、残る2枠をどのチームが勝ち取るかにも注目が集まる。世界ランクだけを見れば、オランダが一歩リードしているように思えるが、短期決戦では何が起こるかわからない。どのチームも初戦で勝利を収め勢いをつけることが、予選突破への条件となるだろう。


<プールD>
イタリア、キューバ、エジプト、ペルー、セルビア・モンテネグロ、トルコ

■再びトルコが世界を震撼させるか

 イタリア、キューバが同居したこのグループ。この2強の予選突破はほぼ間違いないだろう。注目は、3、4位争いで、実力拮抗のエジプトとペルーの争いが見どころになる。この2チームに食い込む可能性があるとすれば、2002年のヨーロッパ選手権で決勝に進出し、世界をアッと驚かせたトルコだろう。パワーと切れ味のあるスパイクでチームを引っ張るエースのネスリハン・デミルが得点を量産する展開になれば、予選通過も見えてくるはずだ。


決勝ラウンド・ファイナル(大阪)


順位 チーム
1 ロシア
2 ブラジル
3 セルビア・モンテネグロ
4 イタリア
5 中国
6 日本
7 キューバ
8 オランダ
9 アメリカ
10 トルコ
11 ドイツ
12 チャイニーズタイペイ
13 韓国
アゼルバイジャン
15 ポーランド
プエルトリコ
17 コスタリカ
ドミニカ共和国
カザフスタン
ペルー
21 ケニア
メキシコ
カメルーン
エジプト