泣く子も黙る世界の"Top Dogg"、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)のソロ7枚目となるアルバムがネプチューンズ(Neptunes)主宰のレーベル、スタートラック(Star Track)よりリリースされた! 前作"Paid Tha Cost To Be Da Bo$$"からの全米ヒットシングル"Beautiful"で共演し、相性の良さは実証済みのファレル・ウィリアムズ(Pharrell Williams)、スヌープ・ドッグの二人。今作の1stシングル"Drop It Like It’s Hot"で再びタッグを組みすでにビルボード全米チャートを制覇(これは彼にとってポップチャートでは初となる全米No.1)!! 過去6作品すべてが全米にてプラチナム・アルバム(100万枚以上)、全作品合わせて1400万枚のセールスを誇る、まさにウェスト・コーストの"ボス"だ。ここ日本でも彼の事を知らない人を探すことのほうが難しいほどの知名度、カリスマ性をもていることはご存知の通り。最近じゃその辺の中学生くらいのガキンチョ(失礼) が"Snoop Dogg"と背中に刺繍の入ったジャージのセットアップ(おそらくパチ物)を着ているくらい有名?だ(笑)。

内容はというと、1 "I Love to Give You Light"でドラマチックに幕を開け、2 "Bang Out"はスリリングな銃声混じりの煙たいビートと女性ボーカルが「いかにも」な1曲。そしていわずもがなの3 "Drop It Like Its Hot"は超中毒性のあるビートだ(PVもクソかっこいいので是非ともチェックしていただきたい。舌打ちしながらスヌープダンス(?)でキマり!)。 最近ラジオでRemix(詳細は不明)が流れ始めているのでその辺も気になるところ。大御所ファンク・ブラザー、ブーツィー・コリンズ(Bootsy Collins)をフィーチャーした4 "Can I Get A Flicc Witchyu"はスカスカのかなり「走った」ビートにブーツィーのボーカルが心地いい、2004年バージョンのFUNKな一発。ビー・ジーズ(THE BEE GEES)の"Love You Inside Out"まんま使い、で本人たちもフィーチャーした5 "Ups & Downs"や、11 "Perfect"、16 "Signs"では"Outstanding"などのクラシックでおなじみギャップ・バンド(The GAP Band)のチャーリー・ウィルソン(Charlie Wilson)をフィーチャーするなど、ウエッサイ特有のメロメロなのにイカツい感覚が生きたサウンド。先駆者たちへの敬意も忘れてはいないってことね。16でのジャスティン(Justin Timberlake)クンのファルセットをのせたファンキーで気持ちいいブラスサウンドあたりもあわせて、スヌープの懐メロ趣味が炸裂した、他にはないサウンドだろう。流行っぽい音でいえば、2ndシングルの8 "Let's Get Blown"は"Beautiful"にも通ずる爽やかチューン! これまたネプチューンズプロデュースによるファレルをフィーチャーした1曲だ。リル・ジョン(Lil' Jon)との共演曲(プロデュースも彼) 9 "Step Yo Game Up"は今流行りのクランク&Bのノリ。19 "Girl Like U"はフィーチャリング・ネリー(Nelly)と言いながらも「オ~ウッ」とか「オッ!」とか言ってるだけ...(笑)?

といった具合で全体にメロディアスなサウンドを強調した、ある意味、R&Bをもじったタイトルどおりの内容。基本的にスカスカなビートが多く、根っからのGファンの殿方には若干受け入れられにくいかなとは思うが、Gangsta Musicの真骨頂が垣間みれる、まさにMasterpiece(=傑作)だ。スヌープ、ネイト・ドッグ(Nate Dogg)、ウォーレンG(Warren G)の3人からなる伝説のスーパーグループ、213のアルバムリリースや、映画俳優としても大活躍のスヌープ。G-Unitとの共同ユニット、DPG- Unit結成など今後ともますます目が離せないことは間違いない!