オシム総監督 |
U-19日本代表候補合宿第3日(13日、千葉県内)イビチャ・オシム監督(65)らサッカー日本代表の首脳陣は13日、都内ホテルで約2時間のスタッフミーティングを行い、欧州組の動向などを確認。続いて夕方からは千葉県内に移動し、強化合宿中のU-19(19歳以下)日本代表のJ1千葉との練習試合(90分×2本)を視察。“古い井戸”から“新しい井戸”まで、日本代表候補を1日で総チェックした。
降りしきる冷たい雨もいとわない。オシム監督が、コーチ陣を引き連れて精力的に動いた。
オシム監督が公の場に現れたのは午後5時すぎ。千葉県内で行われたU-19代表とJ1千葉との練習試合を視察した。A代表でもあるU-19代表MF梅崎(大分)らと、千葉の日本代表MF阿部や羽生らの動きを2時間立ったままでチェック。主力組同士の対戦となった2試合目で千葉が2-0と粘り勝ちした内容に、オシム監督は一緒に観戦した友人へ「楽しい試合。千葉はいいチームだ。だって私が育てたんだから」と軽口を交えながら明るく口にした。
U-19代表の生視察は初。4年後の南アフリカW杯を見据えた“新しい井戸”探しを敢行したが、実はその数時間前には都内で“古い井戸”に興味を示していた。
午後に都内ホテルへ集合し、中東遠征後初のスタッフミーティングを実施。同遠征2試合のビデオを見て現代表の反省点を洗い出すとともに、話題にあがったのが、前日12日に欧州CLに出場したガラタサライMF稲本ら欧州組の動向だ。
「欧州のスケジュールとか、(招集の)可能性のある選手の状況を確認した」と大熊コーチ。中東遠征では招集可能だった欧州組を1人も呼ばなかったが、決して切り捨てているわけではなく、チェックは続行。状況次第で、年内残り3戦での招集さえ考えられる。オシム監督の鋭い視線は、いつも途絶えることがない。
〔写真:雨の中、U-19代表の練習試合を視察したオシム監督(中央)。左は元清水監督で友人のゼムノビッチ氏、右は同代表FWマイクの父で横浜Mのディド・ハーフナーGKコーチ〕