ランダエタと10月下旬にも再戦

2006 年 8 月 20 日


 WBA世界ライトフライ級王者の亀田興毅(19=協栄)が10月下旬にもファン・ランダエタ(27=ベネズエラ)との再戦で初防衛戦を行ことが有力となった。WBAは18日(日本時間19日)に最新の世界ランクを発表し、今月2日の同王座決定戦で亀田に敗れたランダエタをライトフライ級1位のまま据え置いた。王座決定戦後の新王者は3カ月以内に次期1位との指名試合が原則。亀田陣営も減量面を考慮に入れ、10月下旬の再激突に向けて最終調整に入った。

 亀田がランダエタとの再戦で完全決着をつける舞台は整った。WBAが発表した最新の世界ランキング。ライトフライ級には新王者の亀田、同級1位にはランダエタが名を連ねた。王座決定戦で戴冠した新王者は、原則的に初防衛戦として次期ランキング1位選手と指名試合を義務づけられる。3カ月以内の防衛戦が原則となるだけに、亀田陣営は10月下旬の再戦で最終調整に入った。

 当初、初防衛戦は大みそかが有力視されていた。しかし成長期の亀田には試合間隔があけば、それだけ減量が苦しくなる事情がある。関係者は「防衛戦を行うならば、早くしなければ前回以上に減量が厳しくなる。次戦をライトフライ級の防衛戦で戦うならば、大みそかまで待っていられない」とV1戦を10月下旬に前倒す経緯を説明した。

 亀田も微妙な判定勝ちとなった原因に初の世界戦という緊張と、ライトフライ級まで減量した影響によるパワーダウンを挙げた。6日のテレビ生出演後も「防衛戦? 王座返上? いろいろ含めてやな。オレのペースでやる」と時間をかけて結論を出すことを明言。ただ最近、自身のプログで次戦の方向性を固めたことも示唆していた。

 亀田が所属する協栄ジムの金平桂一郎会長も「明日(20日に)大毅君の試合がありますから。その試合が終わった22日以降に話したい。現時点での発言は控えたい」とランダエタとの再戦を否定しなかった。今月2日に行われた亀田-ランダエタ戦の視聴率は平均42・4%、瞬間最高52・9%という高い数字をマークした。2-1の微妙な判定勝利を契機に世界戦の採点や判定法までがクローズアップされた。再戦が正式決定すれば、再び大きな注目を集めることは間違いない。