F1ハンガリーGP Honda、2006シーズン初優勝!

2006 年 8 月 7 日


F1参戦7年目、Hondaのジェンソン・バトンがついに初優勝を掴んだ。オールHonda体制としては、1967年イタリアGP以来の快挙となる
F1参戦7年目、Hondaのジェンソン・バトンがついに初優勝を掴んだ。オールHonda体制としては、1967年イタリアGP以来の快挙となる

 今季第13戦のF1ハンガリーGPは、現地時間(以下、現地時間)6日、決勝の日を迎えた。午後2時(日本時間:午後9時)より、ブダペスト近郊のハンガロリンク(1周4.381km)決勝レースが行なわれ、Hondaのジェンソン・バトンが待望の初優勝を飾った。J.バトンはF1参戦113戦目のグランプリで、初めて表彰台の頂上に立った。オールHonda体制としては、1967年イタリアGP以来の優勝となる。

 雨のサーキットは、気温21℃、路面温度18℃のウェットコンディション。

 決勝グリッドには変更があった。ミッドランドのクリスチャン・アルバースは初日に、HondaのJ.バトンは公式予選前にエンジン交換を行なったため、それぞれ10グリッド降格処分を受け、22番グリッド、14番グリッドについている。さらに、スクーデリア・トーロ・ロッソのスコット・スピードが、公式予選で他者の走行妨害をしたとして、予選のベストタイムの上位3つを抹消され、20番グリッドへ降格。また、レッドブル・レーシングのクリスチャン・クリエンはピットスタートを選択した。

 雨の影響で大きな波乱のあったハンガリーGPを、14番グリッドからスタートしたHondaのJ.バトンが、1時間52分20秒941(平均時速:163.773km/h)で初優勝。2位はマクラーレン・メルセデスのペドロ・デ・ラ・ロサ、3位がBMWザウバーのニック・ハイドフェルドと、表彰台にはこれまでとは異なったドライバーが顔を揃えた。

 タイトル争いを演じるフェルナンド・アロンソ(ルノー)とミハエル・シューマッハ(フェラーリ)は、共に後方からスタート。15番手スタートながらトップに立ったF.アロンソが後続を引き離しにかかるが、途中セーフティカーが導入され2番手以下とのギャップが縮まると、2度目のピットストップ後、マシンにトラブルが発生。リタイアに終わった。苦戦していたM.シューマッハも2番手まで浮上したものの、残り2周というところでガレージにマシンを収め、ポイント獲得はできなかった。

 J.バトンはF.アロンソのリタイア後、安定した走りでチェッカーを受け、参戦7年目で念願の初優勝を手にした。2位P.デ・ラ・ロサ(マクラーレン)、3位N.ハイドフェルド(BMWザウバー)という3名の表彰台に続き、4位ルーベンス・バリチェッロ(Honda)、5位デビッド・クルサード(レッドブル)、6位ラルフ・シューマッハ(トヨタ)、7位ロバーロ・クビサ(BMWザウバー)、8位フェリペ・マッサ(フェラーリ)が入賞圏内で続いた。

 SUPER AGURI F1チームは、山本左近がレース開始直後にリタイアしたものの、佐藤琢磨は14位で完走した。

 F1選手権は3週間の夏休みを挟み、F1第14戦トルコGP決勝が8月27日に行なわれる。