まちづくりフォーラムin立花:竹を生かす 地域活性へ活発な討論 /福岡
国内有数の竹林面積を誇る立花町で2日、竹を地域活性化に生かす方法を考えようと「まちづくりフォーラムin立花」が開かれた。農協、商工会やNPOのメンバーらがパネリストとして出席し、町民ら約200人が聴き入った。昨年11月、行政や森林組合などが設立した「立花ふるさと竹資源まちづくり協議会」(会長、田中礼助町長)の企画。
同町の竹林は約1300ヘクタールで、町面積の約15%を占めるが、所有者の高齢化などで放置された竹林も目立つ。このため、同協議会は竹を生かした新規事業立ち上げの相談に応じたり、人材育成セミナーなどを実施している。
フォーラムでは、福岡市のNPO法人「グラウンドワーク福岡」の大谷妙人事務局長が基調講演。住民が主体となって行政や企業を巻き込み、自然環境や地域社会の改善に取り組む英国発祥の「グラウンドワーク運動」について説明し「行政より住民のほうが地域の実情をよく理解している。まちづくりには住民の知恵が欠かせない」と強調した。
続くパネルディスカッションでは、商工会、農協の青年部長や農村民宿経営者ら6人のパネリストが「竹林のオーナー制度をつくってはどうか」「空き家を竹で改修して売り出せば、安上がりで個性的」「PRの方法は工夫する余地がある」など活発な討論を繰り広げた.
〔福岡都市圏版〕
7月3日朝刊
7月3日13時3分更新
