【中国】全国政協主席、CEPA締結3周年で香港訪問へ


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中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)の賈慶林・主席が6月27日から3日間の日程で香港を訪れる。中国政界の指導者層が香港を訪問するのは05年9月の曽慶紅・副主席以来のこと。 <サーチナ&CNSPHOTO>
 
 中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)の賈慶林・主席が6月27日から3日間の日程で香港を訪れる。中国政界の指導者層が香港を訪問するのは05年9月の曽慶紅・副主席以来のこと。中国の国営通信社である中国新聞社は、「中央政府が香港の安定的な繁栄を重視しているとの姿勢を示したものだ」と報じた。

 香港政府の消息筋の話によると、今回03年の賈主席の訪問の主な目的は、中国本土と香港の経済・貿易緊密化協定(CEPA)締結から3周年をを記念して開催されるフォーラムに出席すること。このフォーラムで賈主席はCEPAがこれまで果たしてきた役割、成果、今後のあり方などについて講演する予定だ。

 また、香港証券取引所、香港金融管理局(HKMA)など金融を中心とした施設を訪れ、国際金融センターとしての香港の機能を視察する。

 2003年に香港を訪れた温家宝・首相は新型肺炎(SARS)で多くのの感染者を出した集合住宅の淘大花園(アモイガーデン)を訪問。05年の曽副主席は老人が多く住む地区を訪れ、血圧計などを贈っており、賈主席も一般の香港市民と対話する時間を設け、「親しみの持てる中国指導者」というイメージ作りを行うとみられる。

 中国返還から9年が過ぎた現在の香港の状況を中国新聞社は、「困難は経験したものの経済は好調で、曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は高い支持率を誇るなど、社会的にも安定している」と評価。また、「賈主席は今回、香港各界の代表者らと会い、市民の声に耳を傾けることで、中央政府は香港経済と社会の発展に向けて共に努力していくとの姿勢を印象付けるだろう」と分析している。

 写真は香港に到着し花束を受け取る賈主席(=左から2人目)と、香港政府の曽行政長官(=少女の奥)。