巨大プレートの境界域で発生、大地震「活動期」に
インド洋を取り囲むように、インドネシアからインド北部、パキスタンへと続く長大な「インド・オーストラリアプレート(岩板)」。今回の地震は、一昨年のスマトラ島沖地震、昨年10月のパキスタン大地震と同様、この巨大なプレートが他のプレートの下に沈み込む境界付近で起きた。
このプレート境界に沿って、地震だけでなく、火山の噴火も頻発しており、気象庁精密地震観測室(長野市)の石川有三室長は、境界付近がマグニチュード(M)7、8級の大地震が相次ぐ「活動期」に入っているとみる。
最大の被害を出した一昨年12月のスマトラ沖地震(M9・0)では断層のずれに伴う海面上昇で津波が発生、23万人もの死者・行方不明者を出した。その翌年3月には、この地震の震源の南東約250キロのインド洋で再びM8・7の地震が発生。その7か月後に、今度は西側のパキスタンでM7・6の地震が起きて7万人以上が死亡するなど、04年のスマトラ沖地震の震源を起点に東西に広がるようにして地震活動が活発化している。 |
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