コパン遺跡の「アクロポリス」とは何?

アクロポリスといえば、古代ギリシャのアテネ、有名なパルテノン神殿がたっている丘に付けられた名前です。ところが、19世紀に初めてコパン遺跡を訪れた探検家たちは、古代ギリシャのようにコパン遺跡中心部の神殿群が、自然の丘の上に建っていると勘違いして「アクロポリス」と名付けました。そのため、現在でもこの場所は、慣習的にそのように呼ばれているのです。確かに、亜熱帯ジャングルの中に埋もれていたこの場所は、一見すると高さ30数メートルの自然の丘に見えたはずです。

現在のアクロポリスの写真:アクロポリス北側、11号神殿へつながる大階段
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その後の調査により、この「アクロポリス」と名付けられた場所は、王朝創始時の西暦426年頃から王朝が崩壊する西暦820年頃まで、約400年間にわたって増改築された、すべてが人工の建築複合であることが明らかになっています。