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奈良:桜井市・纒向遺跡で古代の国道「上ツ道」の遺構確認
Posted by 人鳥箱


 11月2日までに、奈良県桜井市の纒向遺跡で、古代の国道の1つ「上ツ道」とみられる7世紀の盛り土状の遺構が見つ
かった。調査した同市教委によると、上ツ道の遺構が確認されたのは初めて。

 上ツ道は、既に発掘された中ツ道や下ツ道などと並び、奈良盆地を南北に走る当時の幹線道路。3本の道路は、日本
書紀に大海人皇子と大友皇子が皇位を争った壬申の乱(672年)の舞台として登場。「(大海人皇子軍が)箸墓のほとりで
戦い、近江朝廷軍を撃退した」と記されており、同市教委は「今回の現場付近も戦場だったのだろう」と話している。

 同市教委が卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳の北東隅近くで、約370平方メートルを発掘調査。南北方向に続く固く締
まった盛り土(高さ40センチ、幅6メートル以上、長さ3メートル以上)を確認した。盛り土には6世紀末から7世紀初めの
土器が含まれており、市教委は7世紀初頭に築造されたと推定。路面を覆う土から708年鋳造の貨幣・和同開珎2点も出土した。
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