乙女のバイブルとしてその名を馳せる嶽本野ばらさん・著『下妻物語』が、ついに映画化!
深田恭子さん演じる“ひらひらロリータ”竜ヶ崎桃子。そして土屋アンナさん演じる“ヤンキー”白百合イチゴ
の不思議な友情を「CMのような瞬発力と少女マンガの感性を融合したエンタテインメント(中島監督)」で描かれた作品。そんな作品が、この『下妻物語』です。
茨城県下妻市を始めとした茨城県の各地、そして代官山などを舞台に、そして桃子が愛するロリータファッションに甘ロリのメゾンとして有名な BABY, THE STARS SHINE BRIGHT の協力を頂くなど、リアルでまばゆいおとぎ話がはじけます!
茨城県・下妻。田んぼ以外に何もない、ヤンキー文化花盛りの田舎町。果てしないあぜ道をフリルの塊…いや、全身これ超メルヘンチックなファッションの女子高生が歩いている。宇宙人並みに周囲から浮いてい
る。彼女の名は、竜ヶ崎桃子(17)。父親(筋金入りのダメ人間)が起こしたよんどころ無いトラブルのおかげで、桃子は住み慣れた関西(住民のほとんどがヤンキーか元ヤンキー。皆ジャージ姿の‘ジャージ天国’)
から、この下妻にやむなく移り住むことになった。
屈折少女桃子も最初は嬉しかった。東京には桃子が崇拝する、某ロリータファッションブランドの本店があ
る。グッバイ関西、ハロー私の東京!しかし住んでみれば、下妻から東京までは約二時間半。
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これじゃ島流しにあったも同然。それでも桃子はめげなかった。下妻原住民の、異星人でも見るような視線を横目に、ロリータファッションではるばる代官山まで通い続けた。
桃子の家には、ダメ親父がかつて商っていた、某有名ブランドのロゴをパクったバッタモン商品が山積みされている。「こんなもん、買う奴いるかしら…?」しかし愛するブランドの服を買いたい一心で、個人販売のヤ
バイ商売に手を出す桃子。
買い手は現れた。時代錯誤のツッパリ・スケ番スタイルのヤンキー少女だった。おまけに乗っているのは暴走族仕様バリバリの50cc原付バイク…!その名も白百合イチゴ(17)。地元の工業高校に通う、桃子と同じ
高校2年生だ。もはや都会ではとうの昔に死滅したはずの人種…。
カルチャーギャップにクラクラしつつ、バッタモン商品を売り渡す桃子。ド肝を抜かれたのは、ヤンキー少
女・イチゴの方も同じだった。「いったい何だ、このヒラヒラメルヘン女は…!?」
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イチゴは足繁く桃子のもとを訪れるようになった。どういう訳か、桃子を妙に気に入ったらしい。「お前さ、ヒラヒラの癖に、根性据わってるよな。その辺のカッコだけのヘタレたヤンキーより、根性あるよ。」そんなことを
言われても、マイウェイメルヘン少女・桃子にはピンとこない。ヒラヒラ一匹狼で生きてきた
ヒラヒラ一匹狼
身だ。
だが、イチゴのペースに巻き込まれ、いつしか彼女と小さな冒険を繰り広げだす桃子。下妻中のパチンコ屋
で(桃子だけ)勝ち続け、イチゴはパチンコ屋でイチャモンから救ってくれたニヒルな巨大リーゼントの男に恋をする…。
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ある日、不良界の超カリスマ「妃魅姑(ヒミコ)」の特攻服を作った伝説の刺繍屋がいるという噂を追い求め、ふたりははるばる代官山まで出向く。イチゴは、尊敬する暴走族の先輩の引退式に、感謝の言葉を刺繍し
た特攻服で出席したいのだという。
だが伝説の刺繍屋は見つからず、代わりに自分のロリロリ・ファッションの刺繍もしていた桃子が、イチゴの
ために不眠不休で特攻服の刺繍を縫い上げる。イチゴが初めての失恋を迎えた時も、桃子は傍らでそっと見守っていた。
水と油、接点ゼロだったはずのふたりは、時には反発しあいながらも、次第に絆を深めていく…。
だが、下妻のヤンキーたちの間では「イチゴの奴、最近ヒラヒラの妙なガキとつるんでるらしいじゃねえか。」
と不穏な噂が広がり出す。そして桃子とイチゴに、一大転機が訪れる…。
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