成田、初めての涙〔五輪スノーボード〕 スノーボード男子HP予選でエアを決める中井孝治=12日、ロイター 成田、初めての涙〔五輪スノーボード〕 2006年2月12日(日) 22時15分 時事通信 一発を狙った予選2回目。2つ目のエアで3回転に挑んだ後、着地で体勢を乱した。滑り終わると、言葉にならない悔しさが涙となって成田のほおをつたった。「初めて。大会で泣くのは」 成田、初めての涙 予選1回目では、ガッツポーズと投げキス。滑りに手応えは残ったのに得点は伸びなかった。「僕は大会では強い。でもそれが毎回できないと意味がない。勝つだけでなく、いかに完ぺきにできるかですね」。ワールドカップから一 気にレベルが上がった五輪。ほんの少しの差が、大きな差となったことを実感した。 5歳からプロとして、妹の今井メロとともに父親の英才教育を受けてきた。だが昨年、親離れを決意。右ひざの大手術からも、リハビリに耐えて復帰してみせた。一回り大きく成長したが、大舞台での結果にはつながらなかった。 「五輪は楽しさも2倍だったけど、悔しさも2倍だった。4年後戻って来る」。流した涙を無駄にしない決意をにじませた。(バルドネッキア時事) [ 2月12日 22時15分 更新 ] 〔五輪スノーボード〕