東寺講堂 国宝(平安時代 839年)
 梵語名のアチャラナータの意味は「動かないこと」であり、これから不動明王と呼ばれました。ほかに不動金剛明王・不動尊・不動使者などとも訳されています。
不動明王は大日如来の化身とされ、悪魔を降伏するために恐ろしい姿をされ、すべての障害を打ち砕き、おとなしく仏道に従わないものを無理矢理にでも導き救済するという役目を持っています。常に火焔の中にあって、その燃えさかる炎であらゆる障害と一切の悪を焼き尽くします。そのため、火焔を背負い、目を怒らせ、右手に宝剣を持ち左手に縄、下唇を上歯でかむという大変恐ろしい姿をしておられます。
 しかし、他の明王が多面・多臂・多足・多目等の異相で描き出されているのに対し、不動明王は一面二臂の常相(数が人間と同じ)で描かれ、髪を総髪(そうはつ)にし、左耳の前に編んだ髪を長く垂らしています。この像がどこかやさしげに見えるのは、人々を救済しようとする厳しくもやさしい慈悲でその心が満たされていることが現れているようです。
平安時代、承和6年(839年)に完成。  http://www.sky-and-sea.net/top.html

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