お食事中のかたは、

読まないほうがいいと思われ。



久々に、

ウイルス性胃腸炎になったんだわ。



朝目覚めてしばらくした時、

ん?なんか胃に違和感があるかもー

って感じたのだけど、

お腹が空きすぎかもと思って、

朝ごはんの用意をして、

とりあえず漢方胃腸薬飲んで食べ始めたら、



いや

全っっ然

要らんわアセアセアセアセ



ほんのちょっとだけ食べて、

布団に潜り込む。

しばらくして、

リビングにいる娘に、


吐くかもしれんけど

気にせんとテレビでも観といてなー


と声をかけ、

さっき食べた少量の朝ごはんを

トイレで戻してしまった。



いやー、

戻すなんてどんだけぶりー?

妊娠中につわりも一切なかったしな。



独身時代に酷い胃腸炎で、

点滴されながらも戻しまくって、

アナタ妊娠してない?

とまで、お医者様に言われたぶりかな。



よし!今日は野生の動物になろう!

と、決めて再び布団にイン!



動物は具合が悪いとき、

ひたすら身体を休めますもんな。



一応、熱を測ってみると36.6度。

いつもよりやや高だけれど、

胃腸に炎症があるのなら、

多少体温が上がっても

致し方あるまい。



布団の中で

野生の動物になって1時間。



今度はお腹ピーピーが始まる。

それとともに、

腹部に差し込むような痛みが、

断続的に襲いかかる。



布団の中で丸まりながら、


耐えろ!耐えるんだ!

わたしは虎なのよ!

(なんで虎だったか謎)


などと自分を鼓舞していたのだけれど、



時々検温すると

36.6→36.7→36.8度と、

徐々に上がってくるんだわ。



37度を超えたら、

このご時世、

すぐに診てもらえなくなるやん。

ばちくそ痛いのに。



そう思った瞬間、

わたしは虎であることを破棄し、

ようよう布団から抜け出し、

パジャマの上からダウンコートを着て、

(しんどすぎて着替える気もない)

近所の胃腸科に

腹を押さえながら駆け込む

(実際は痛みと吐き気で亀の歩み)



このご時世ですからね、

すぐに医院には入れず、

扉の前のインターホンで、

受付のお姉さんに現状報告。



センセイに聞いてみますから

待っててくださいねーニコ


と、体温計を渡され、

しばし外で待たされる。

あまりの痛みに変な汗をかいたせいか、

36.4度で熱的には余裕で診察可やん。



このご時世ですからね、

しかも吐き下しの患者ですからね、

距離をとっての問診オンリーで、

ウイルス性胃腸炎と診断される。



薬局で薬を貰おうにも、


今、混んでいて30分ぐらいかかります


なんて言われたので、


しんどくて待てないから、

あとから、娘に取りに来て貰いますタラー


と告げて退散。



しかし、

家で待てど暮らせど、

ボランティアに出掛けた娘は帰ってこん



痛む腹を抱えて2時間待った挙げ句、

結局、再び亀の歩みで薬を取りに行く。

ダウンコートonパジャマで。



薬を飲んだずるい虎になり、

再び布団の中で丸まっていると、

お腹に加えて坐骨やら頭やらが痛く、

なかなか安眠できない。



熱を測れば38.4度。

いやあ、早めに受診して正解だったわ。

ってか、

胃腸炎でここまで熱が出るなんて

今までになかったと思うし、

喉も腫れてるって言われたから、

これはもしかしてのコ・ローナではあるまいか?

ってか、

熱出す体力がないって言われてたのに、

わたしったらちゃんと熱出てるやーんキラキラ



などと考えているうちに寝たみたい。



起きたら、

1回の服薬で腹痛はマシになり、

熱も36台後半に。



普段は家事一切しない娘が

頑張ってくれたんで、

わたしはだらだらごろごろしていたわ。



翌日は熱も下がり、

ほとんど食べてないから吐き下しもなく、

布団の中でよくもまあこんなに寝られることよ

と感心するほど寝まくったわ。



娘も家事に飽きたのか

(予想されていたこと)

手抜きをしまくりになったので、

(もともと家事嫌いだし)

夕方から起き出して、

洗濯物を畳んだり掃除機かけたり

散らかったものを片付けたりしたわ。



主婦は元気なほうがいい。

家が荒れてストレスになる。

胃腸炎なんてこりごり。



そう思った2日間でしたわ。