子どもの成長で「生き直し」するという贅沢
今日は、娘の成長を通じて感じることを自由に書きたいと思います。子育てはキレイごとではなく、大変なこと、必死なこと、地味なことの方が多いものです。子どもが幼いころは、慣れないあれこれに半泣きの日々でしたが、それをひっくるめて面白いと感じています。子どもの成長で何が一番楽しいかと言えば、自分の人生を「生き直しする」ような感覚を日々味わえるからです。以前は、娘が日々持ち帰る出来事が苦しいと感じることもありました。例えば、今より幼いころ、娘が「◯◯ちゃんが、私だけにダメって言った」と聞くと、とても胸が痛むのです。最初は、可愛い我が子がいじわるされた悲しみなのかな?と思っていましたが、それだけではなく、私にもあった仲間はずれにされた痛みが再燃していたからです。娘の出来事を痛いと感じるのは、私がやり残した痛みであり、自分の中での未消化な感情であると理解してからは、せっせと自分の感情を解放していくことに専念しました。この経験を通して、「痛みはちゃんと感じて味わってあげることで、昇華していく」ということを体感で学びました。その効果は絶大で、今や、娘の痛みにほとんど反応しなくなっている私がいます。最近は娘も年齢も重ね、個性豊かなクラスメイトたちの話や、先生の冗談や、クラブ活動の話などを聞くと、私もこの年齢のとき、そんな感情あった!とか、リアルな思い出としてそんなことしてたなぁ。などと、しみじみとして、心から温かい気持ちになります。自分がまるで、娘と同じ年齢に戻って体験し、光景を見ている感覚になるのです。まさしく、子育てを通じて「生き直し」をしているような素晴らしい体験です。生き直しをさせてもらえるなんて、なんて贅沢な体験だろうとワクワクします。自分の傷だらけの心が、娘の痛みを通じて昇華されていく体験も、その痛みと共に素晴らしいのひとことです。自分の心が修復され、解放されていくことは、私自身がどんどん軽く、シンプルになっていくことです。命がけで産んだ子どもが、私に再び命を与えてくれていることを思うと、子育ては本当に面白いと感じます。