米国赴任は父にとってもチャレンジなのだが、家族にとっても大きなチャレンジだ。
たやすいことではないが、この機会を活かせば、みんながさらにまとまって仲良くなって、成長できる。
ビッグチャンスだ。
だから、ぜひ家族5人で行きたいと思っている。
みんな歳も違うし、学校のこととかあるけれども、なんとか解決しよう。
こんなチャンスは誰にもあるわけではないし、もしあったとしても、家族で赴任できるタイミングや状況というのは、限られている。
みんなの理解と努力でやりくりできる範囲と思うので、チャンスを活かそう。米国でなければ、このタイミングでの海外赴任は家族で行こうとはいわない。
父の単身だね。
みんなでいけば、ちょっと長い米国旅行に行くようなものだ。
いつも旅行小さい頃から家族一緒だったよね。
受験などで揃わなければいかなかったし。
最高の思い出作りだ。
そして、米国にいけば、生活環境は最初はアウェイ、つまり、敵地、仮想敵国。
英語も周りの環境もわからず、頼るのは、家族のみ。
家族がさらに仲良くなるチャンス。
仮想敵国を作ってまとまるという手段は、よく使われるが、父はあまりよいとは思わない。
でも、今回はアウェイの環境に敬意を払ってそうすることにしよう。
そのなかで、みんなそれぞれ、異文化体験、もちろん英語、印象的な出来事、人との出会い、開放感、苦労など、いろいろな経験をして、持ち帰ればよい。
帰任するときは、おもやげをどっさりと友人にもそして、自分にもいっぱい持って帰ろう。
味わったものは、自分にしかないかけがえのないおみやげだ。