さて今日は

 

「『学校が怖い』は夏休み中にリセット!

 不安はお子さんの回復を妨げる!」

 

というお話です。

 

学校が怖い…

 

こういったお子さんは

実はたくさんおられます。

 

こういった恐怖心は

実はお家でのかかわりで

和らげることができます。

 

なぜなら

起立性調節障害のお子さんは

元々不安の強い脳タイプの子が

多いからです。

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こんな子が学校での

失敗体験を積むと

同じような状況になった時に

 

「予期不安」として、

過去に経験した時と同じような

感情に包まれてしまうんです。

 

不安が募ると

だんだんと理性の脳からのブレーキが

利きにくい状態に

 

そして、

ブレーキが利かなくなると、

見る人の顔が「怖い顔」と認識

されるようにもっていきます。

 

そこまで不安が募ると

外出を嫌がるようになったり、

部屋のカーテンを開けたがらなかったり、

集団を嫌がるように。

 

行動範囲が広がらないどころか

「不安」が強い状態だと

自信ややる気が育つところまで

いきませんガーン

 

だから、

いち早くこの状況から抜け出させて

あげる必要があるんです。

 

そのかかわりが夏休み中

お家でできます。

 

ステップ①

不安を和らげる肯定の声かけ

 

ステップ②

外出=楽しい記憶

 

この2ステップを夏休みに

トライしてみましょう。

 

まずは不安を和らげるためには

肯定の声かけで自信を回復することが

必須です。

 

・歯磨きしたのね(実況中継)

・ありがとう(感謝を伝える)

 

など使いやすいものがあります。

 

スキンシップなども効果的。

 

自信を回復すると不安が軽減し、

理性の脳が働くようになります。

 

不安を感じても、

ブレーキがかかりやすくなるんです。

 

ステップ②

外出自体が怖いお子さんは

自信がついてきた段階で

上手に外に誘い出していきます。

 

ちょっとしたお散歩でも

買い物でも、

外出できたら必ず

いい記憶としてインプットしていきます。

 

出かけている間の会話は

お子さんに寄せた楽しい会話です。

 

必ずいい記憶のなるように

どんな声かけでもいいので、

肯定の声をかけていきましょう。

 

・やっぱり外は気持ちがいいね

・さっきのおじさん、

楽しそうだったね。

・好物を買ってあげる

 

こんなことの積み重ね

お子さんの「学校がこわい」

和らげていきます。

 

この夏休みにしっかり関わって、

お子さんの不安を解消し、

自信ややる気をはぐくむステージ

連れて行ってあげましょう。

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今日はここまでです。

 

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