さて今日は
「繊細タイプの起立性調節障害の
お子さんは思考のクセのリセットで
動き出す。」
というお話です。
起立性調節障害のお子さんの中で
最も多い繊細タイプ。
こんなお子さんは
「こうでなければならない」
「完璧じゃないと意味がない」
「人の期待に沿わねばならない」
というような思考のクセをお持ちです。
それは人の期待するものを
完璧な姿で思い浮かべることができ、
それにこたえようとするから。
また、常に理想像と比べてしまい、
自己否定感が強いのもこのタイプの
お子さんの特徴です。
ですから、その不安から
より完璧にふるまおうとするのです。
そんなお子さんも学年が上がるにつれて
完璧に振舞えないことが
多くなっていきます。
そうすると、
ますます自己否定感を募らせていき、
自分の思考のクセにも固執していきます。
だから、
✓急に完璧主義になった
✓急に不安が強くなった
✓急に自己否定感が強くなった
こんな様子が見られたら、
完璧主義の思考のクセをリセットする
サインです。
STEP1
肯定の注目
肯定の注目をするとお子さんの自信が
育ってきます。
自信が育つと、こだわりが緩んでくるので
自信を育ててあげることは必須です。
心の余裕ができ、
人に意見も耳に届くようになります。
STEP2
感情を育てる
人の期待ばかり汲み取っていると
これから先もずっと
そんな脳の使い方をしてしまいます。
自己理解や自己主張につながる
感情系の脳を伸ばしていきましょう。
STEP3
思考のクセをリセット
思考のクセは
ストレスを感じやすくさせ、
また、動き出そうとする時にも
邪魔をしてきます。
ですので、
お子さんが何か不満やストレスを
抱えていそうなときは
カウンセリングの手法で
思考のクセを引き出していきます。
そうやって初めてお子さんの
思考のクセをリセットする
第一段階に立つことができます。
このように順番にそったサポートで
繊細タイプのお子さんが
どんどん動き出すようになります。
ぜひ皆さんもお子さんの思考のクセを
リセットして動き出せるように
してあげませんか?
今日はここまでです。
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